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沖縄初上陸の『金沢まいもん寿司』が7月2日OPEN! 北陸の味覚と現地食材が融合した新たな回転寿司体験(那覇市)

OKITIVE

海鮮宝箱軍艦 (1皿1貫 638円)

2025年7月2日、那覇市に『金沢まいもん寿司 那覇国際通り県庁前店』がオープンする。 石川県金沢市で創業した同店は国内外へ店舗を展開しており、今回は初の沖縄出店となる。看板メニューには“白身のトロ”と呼ばれる「のど黒」 や、1年のうちわずか2ヶ月弱しか漁をしない「紅ズワイガニ」など、希少なネタが並ぶ。

店では、金沢の味が沖縄で味わえるだけでなく、沖縄の地元食材も積極的にメニューに取り入れ、ここでしか味わえない寿司を提供することで、地元客から観光客まで幅広い層の顧客をターゲットに見据える。 金沢まいもん寿司について、試食レポートもまじえながらいち早くお届けしよう。

北陸の海の幸と沖縄地元食材を新鮮に

金沢まいもん寿司の大きな強みは鮮度への徹底したこだわり。 金沢港をはじめ、「天然のいけす」と呼ばれる七尾湾から届く豊富な魚種を、金沢の場合では日3〜4回直送することもあり、とりわけ夜競りで買い付けた魚介は、独自ルートの配送により翌朝の開店時には全国の店舗で鮮度を保ったまま提供するシステムを構築しているという。

また、沖縄の店舗も例外ではなく、金沢から毎日、朝競りと夜競りで買い付けた魚介が、その日のうちに沖縄まで空輸される体制を整える。さらに沖縄の現地業者からの仕入れも積極的に行っており、金沢と現地食材の双方向を活かすための独自の物流・加工体制を築いていることも、鮮度への強いこだわりを持っていることを示している。

第七回「全日本回転寿司MVP選手権」で優勝した実績を持つ職人・内添浩さん

さらに、こうした新鮮なネタを職人が握ってレーンで提供するという点も、手軽に楽しめるという回転寿司本来のあり方を表すこだわりだろう。

のど黒、かに、うなぎ…贅沢ネタがたんまりのおすすめメニュー

それでは早速おすすめメニューを紹介していこう。今回試食した寿司は6種。北陸の定番ネタや沖縄限定メニューがラインナップしている。

のど黒 (1皿1貫 638円)

北陸金沢では「白身の王様」と称される高級魚・のど黒は、旨味を感じる脂が抜群にのっている。 炙られた皮目の香ばしさが油分と混ざり合うことで、深みのある味わいに仕上がっている。金沢まいもん寿司の代表的な一品。

かにがんこ盛 (1皿 1,276円)

山陰地方で水揚げされた紅ズワイガニの脚の身を10〜12本盛り込んだかにがんこ盛は、見た通り豪快なひと皿だ。「がんこ」は“頑固”ではなく、石川の言葉で「すごい、とても」という意味とのこと。 箸で掬い上げてもまだカニがなくならない!という喜びを感じながら頬ばれば、カニの風味を口いっぱいに感じられる。

「焼き一生」謹製 煮うなぎ「金鰻(きんまん)」 (1皿1貫 825円)

「焼き一生」謹製 煮うなぎ「金鰻(きんまん)」は、知名度が全国に及ぶ愛知県西尾市の鰻を主に使用しており、金沢まいもん寿司の姉妹店である群馬の鰻店「焼き一生」の職人が寿司に合うように商品開発したこだわりの一品。噛む必要がないほどの柔らかさでとろけながら、しっかりとした鰻の風味を堪能できる。

海鮮宝箱軍艦 (1皿1貫 638円)

ハマチ、サーモン、白身魚などをまろやかな味わいの黄身ソースで和え、その上にさらにカニ、イクラ、金箔をトッピングした海鮮宝箱軍艦 。その贅沢さは「海の宝石箱や〜」と、どこかで聞いたことのあるようなコメントが飛び出してきそうだ。複数のネタが融合しているため、色々な食感と風味も楽しめるのもポイントだろう。

琉球まいもん6貫盛 (2,332円)

那覇国際通り県庁前店の限定メニュー・琉球まいもん6貫盛は、沖縄で「皆様に幸せが訪れるように」という思いが込められた【かりゆしキンメ】、ハマダイ、夜光貝といった地元ネタを使用。そのほかにばい貝、のど黒、紅ずわいがにといった金沢まいもん寿司を代表する握りも含めた計6貫が並ぶ、北陸と沖縄の海の幸を一度に楽しめるスペシャルな一皿だ。

ゴーヤスパムロール (1皿 638円)

沖縄バイブス満載の食材、ゴーヤーとスパムを組み合わせたゴーヤスパムロールは、シャリの周囲に散りばめられた鰹節とクリームチーズがアクセント。ゴーヤーのシャキシャキ食感と苦味を感じながら、スパムのちょっとしたジャンクさも合わさるユニークな一品となっている。 そのほか、醤油やシャリ酢は金沢まいもん寿司専用のものを生産者と共同開発したり、能登産のまろやかな塩を使用したり、手巻き寿司には専用の高級海苔を使用したりと、新鮮なネタをちゃんと美味しく食べるための調味料などにもこだわりが行き届いている。

「二度美味しい深い味わい」が楽しめる沖縄県産魚のメニューも多数

オープンから1ヶ月間、県産メニューを盛り込んだフェアが開催される
気になる皿の色と価格はコチラ

那覇国際通り県庁前店の大きな特徴の1つは、アカジンミーバイ、アカマチ、グルクン、イラブチャー、夜光貝といった沖縄県産魚介を活用したメニューを豊富に提供している点だ。メニュー開発では、これまで取り扱ったことのない魚種が多かったため、試行錯誤が重ねられた。 沖縄の業者から様々な魚や貝を取り寄せ、関東の店舗で試作や試食を実施。沖縄の魚、特に白身魚にはモチモチとした食感のものが非常に多く、さらにクセがないといった特徴を踏まえ、そのまま提供するだけでなくひと手間のアレンジを施すことで、より美味しく提供できる方向性も模索。ソースや味付けに工夫を凝らしたりすることで、生で食べても美味しい魚を、さらに新しい食べ方として提案している。

金沢まいもん寿司 東日本事業部 首都圏・九州・沖縄エリア 小池寿夫部長

金沢の魚と沖縄の魚の最も大きな違いについて、試行錯誤を重ねた首都圏・九州・沖縄エリア部長の小池寿夫さんは「沖縄の魚は、噛んでいくほどじゅわっと味が出てくるんです」という点を挙げる。 「石川の魚ももちろん美味しいのですが、噛み締めるほど“二度美味しい”という感じで深い味わいを楽しめる。いつまでも味が続くよね、ということを複数の職人たちが共通して感じていました」

「加賀百万石のおもてなし」と洗練された空間

金沢まいもん寿司の店舗内装コンセプトのテーマは「加賀百万石のおもてなし」。 店舗デザインは、金沢の東茶屋街にある格子造りの建物をイメージした雅な空間をイメージしているとのこと。広々とした店内には57席が用意されており、8名用の個室や6名用のボックスシートも4つ備えられている。

店内には加賀ゆかりの作家による作品や、行燈への意匠がこらされていたり、皿や湯呑みに九谷焼を使用していたりと、細部までこだわり抜いて築き上げた世界観と雰囲気がある。

地元客はこれまで沖縄ではなかなか味わえなかった北陸のネタを、県外からの観光客には沖縄県産の地元ネタを、そして海外からの訪問客には日本の食文化の寿司としての全体のネタを。回転寿司というフォーマットだからこそ、様々な層に届く強みを打ち出す金沢まいもん寿司の“寿司体験”を味わってみてはどうだろう。

金沢まいもん寿司 那覇国際通り県庁前店住所

〒900-0014 沖縄県那覇市松尾1丁目1−2 マルイト那覇松尾ビル1F

電話番号

098-917-4144

営業時間

11:00〜22:00(LO 21:00)

店休日

不定休

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