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左利きは不便?「子どもの左利き、直しますか?」

たまひよONLINE

※写真はイメージです
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●【2月10日は左利きグッズの日】「左利きグッズ」の広がりを目指して

2月10日は「左利きグッズの日」です。世の中の多くのものが右利き用に作られている中、左利き向けのグッズの普及を目指して、左利き向けグッズを制作・販売する菊屋浦上商事株式会社が制定しました。その由来は2月10日を「0210」として0=「レ」、2=「フ」、10=「ト」と読む語呂合わせとか。

箸と筆は右が便利?左利きの意外な実情


自分が右利きだと気づきにくいですが、自動改札やパソコンのマウスなども含め、左利きには不便な場面が多いとか。子どもが「左利き」とわかると「直すか、直さないか」と悩むパパママは少なくありません。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも子どもの「左利き」問題にまつわる話題が盛り上がっていました。

「小学校の先生も今はとくに直さないそうです。ただ習い事のお茶の先生だけは和菓子をとるときは、がんばって右手でとってね~とお箸を右手で使わせてました」

「まず私が左利きです。物心付いた時から左利きで過ごしているので、不便を感じたことがありません。左利き用のハサミも包丁も使いません、普通に右用で不便はありません。自販機にコインを入れるのも、改札に切符を入れるのも左だと全てクロスになりますが、それはず~っとそういうもので生活しているので、不便とは感じません。1歳3ヶ月の娘も多分左利きです。スプーンやクレヨンは左で持ちますが、直すつもりはありません。むしろ右脳も左脳も使えるように両利きにしようかな?と、考えているくらいです」

「小5娘が、鉛筆も、箸も左です。最近は左利きも珍しくなく、先生も対応してくれてました。幼稚園で『直しますか?』と聞かれましたが、直しませんでした。習い事で、ピアノは右利き同様に弾きます。テニスはサウスポーでした。そろばん、左ではじきます」

「現在大学生の息子が左利きです。無理やりなおして脳が混乱する心配や、食べたい、描きたい、遊びたい盛りの時に自由にやらせてあげたいと思ったので、直しませんでした。だって、自分が利き手じゃないほうで生活を矯正されたら、楽しい気分ダダ下がり、日々とてもつらいと思いましたし」

完全に矯正するわけではなくても、ものによって「右で使えるようにする」ということも。

「甥っ子は一応、右に矯正したみたいです。小学校にあがると習字の授業があるので、筆だけはがんばって右で書けてる方がいいんじゃないかな、と思います。書き順めちゃくちゃになるし、なにより汚れるので…」

「夫と息子が左利きです。夫は中学受験の時に右で書くように、大手塾で指導されたそうで、それから書くのだけは右です(左手が邪魔になるので、問題を解くスピードが違うそうです)。息子には基本右でと言われたので、食べるのも、書くのも右で教えました。運動は左優位ですが、本人なりにやりやすい方でやっているので、野球をやらせると右投げ左打ちです。いま小1ですが、結論両利きになった。という感じです」

「子どもは上の子が左利き。直す気はありませんでしたが、母に預けて仕事しているので、いつの間にか箸は右に直されてました。なので、子どもは箸だけ右。まだやらせてませんが、包丁や習字は右にしようと思ってます」

「お箸は祖父母に『右で持てた方が行儀がいい』と言われ…。私はどっちでもいいと思っていたのですが、右で教えました。ハサミは受験のために(幼稚園・小学校受験)右で教えました。園や小学校で用意されるハサミは右利きで出されることが多いからです」

日常生活で不便は感じていなくても、職業によっては直す必要も出てくるとか!

「サウスポー一族です。もし、将来、医師、歯科医、看護師、歯科衛生士、美容師、トリマー、介護士関係、教育する立場、プロの競技世界の一部(弓道や剣道など)を目指すとしたら、一部の専門職は機械やベッドの配置などが右利き仕様ですから、右にするしかないんです。歯科医大に受かったものの、まず利き手の矯正をした人を多数知ってます(泣)」

左利きの人にとっては、右利き用にできている自動改札もハサミも「そういうもの」という感覚なんですね!
(文・古川はる香)

■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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