信州弁!意味が難しい長野県の方言ランキング
今回はウェブアンケートにて総勢10256名に調査した<信州弁!意味が難しい長野県の方言ランキング>を発表します。本州の中で3番目に広い長野県。多様な方言の中から、特に意味が難しいと思われる言葉をランキングにしました!「仕事でいちゃつく」って?「わにる」ってなにをすること?気になる方はさっそくランキングをチェック!
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【信州弁!意味が難しい長野県の方言ランキング】
第1位 こもっつるし(ドアをしっかり閉めない人、ドアを開けっ放しの状態)(1267票)
第2位 わにる(人見知りする)(881票)
第3位 いちゃつく(急ぐ、慌てる)(836票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10256名/調査日:2024年6月13日
注意されないよう気を付けて!1位は「こもっつるし」(ドアをしっかり閉めない人、ドアを開けっ放しの状態)!
<投票者のコメント>
「語源すら想像できぬ」
「何かかわいい」
「響きからすると意味が違う感じでポカーンとなる」
「ドアを開けっ放しの状態」にしているのを叱るときや、「ドアをしっかり閉めない人」そのもののことを長野県の方言で「こもっつるし」と言います。冬の冷え込みが厳しい長野県では、ドアをきっちり閉めておかないと部屋が寒くなってしまったり、開けたままの戸が凍って閉められなくなることも。「こもっつるし」は重大なマナー違反です!
赤ちゃんや小さい子どもに対して使います!2位は「わにる」(人見知りする)!
<投票者のコメント>
「初めて聞いた。言われてもわからないかな…」
「想像もつかない方言」
「『私はわにるから』と言われたら意味が分からなくてパニクってしまう」
獰猛な動物の「ワニ」が頭に浮かんでしまいますが、「わにる」は、「人見知りをする」「はにかむ」「照れる」を意味する長野県の方言。山形県や群馬県でも使われています。ちなみに「人見知りをしない」は「わにない」と言います。「わにない赤ちゃん」などと使うそうで、県外民には混乱してしまいそうな方言です!
ひとりでもいちゃつく?! 3位は「いちゃつく」(急ぐ、慌てる)!
<投票者のコメント>
「北海道ではいちゃつくはカップルが仲良くするとかという意味なので、日本はひろいなぁと思いました」
「『何いちゃついてるの?』って言われたらびっくり」
「私の郷里は新潟県上越市。3分の1ほど方言が重なっていた。そちらに驚いた!」
「いちゃつく」と聞くと、恋人同士が仲良く過ごす様子が真っ先に思いつきますよね。「急ぐ」、「慌てる」という意味で使うのは長野県や石川県、岐阜県の一部地域のようで、今では珍しい方言なのかもしれません。また、同じ長野県内でも地域によっては「うるさくつきまとう」や「(子どもが)騒ぐ」といった意味でも使われるそうです。