短期の勤務時間でも雇用保険に加入できる!雇用保険マルチジョブホルダー制度とは【定年後も安心がずっと続くお金のつくり方】
短期の勤務時間で雇用保険に加入
合計で週20時間超なら加入できる
定年後の働き方で複数の職場で働くという人も少なくないと思います。65歳以上で2つ以上の事業主に雇用されている場合、2022年以前は各職場でそれぞれ週20時間の勤務実績がないと雇用保険に加入できませんでしたが、現在では各職場の勤務時間が合計で週20時間以上であれば雇用保険に加入することができます。そのほかの条件は各職場の雇用見込みが31日間以上あることです。
雇用保険マルチジョブホルダー制度
2022年より複数の職場で働く場合に各職場の勤務時間が合計で週20時間以上であれば雇用保険に加入することができるようになりましたが、この制度を雇用保険マルチジョブホルダー制度といいます。雇用保険マルチジョブホルダー制度を申請するには雇用被保険者資格取得届をハローワークに提出する必要があります。ハローワークへの提出は各事業所ではなく自分で提出しなければいけないので注意しましょう。
雇用保険マルチジョブホルダー制度
【出典】『定年後も安心がずっと続くお金のつくり方』著:皿海信之 監修/三浦絵美 監修