8月16日(金)の 新幹線・首都圏の列車運転状況まとめ 台風7号(2024年8月16日01:00)
非常に強い勢力を持つ台風7号の影響により、8月16日(金)は首都圏をはじめ各地で鉄道の運休などが発表されています。
新幹線各線の計画運休など
東海道新幹線は、東京~名古屋間で16日の始発から終日で計画運休を実施します。17日に関しても、設備点検の状況などで始発から大幅な遅れや一部列車の運休などの可能性があるとしています。
東海道新幹線の名古屋―新大阪駅間は、大幅に運転本数を減らし「こだま」のみをグリーン車以外全て自由席での運行となり、山陽新幹線との直通運転はありません。また、山陽新幹線では「のぞみ」の運転本数を半分程度に削減します。
東北・上越・山形の各新幹線は、16日の午前11時頃ごろから上下線計20本程度の列車を運休します。北陸・秋田の各新幹線でも、運休や遅れが生じる可能性があるとしています。
首都圏のJR在来線の状況
JR東日本の千葉県内では、内房線 館山~安房鴨川間と、久留里線の木更津~上総亀山間に関しては、16日の終日運転見合わせを発表しています。その他、総武本線や外房線、成田線、鹿島線、東金線などの一部区間では8時ごろから運転を順次見合わせます。特急「成田エクスプレス」は1〜8号は通常運転しその後は運休、特急「わかしお」「さざなみ」「しおさい」は全列車が全区間で運休となります。
詳しくは: 台風7号接近 16日の千葉県内鉄道路線運休情報(2024年8月15日19:00)| 鉄道チャンネル (tetsudo-ch.com)
湘南新宿ラインは東海道線と高崎線の列があ終日運休、横須賀線と宇都宮線の列車は11時以降は運休に、上野東京ラインは直通運転を中止します。
常磐線 勝田〜原ノ町駅間は、13時頃から運転を取りやめ(台風通過後に設備点検を実施し安全確認が終了した後に運転再開の予定)、水郡線は18時頃から全ての列車の運転を取りやめます。
特急「ひたち11号・13号」は勝田〜いわき駅間で区間運休、特急「ひたち15号~30号」は、全区間で運休となります。特急「ときわ」は、64号・73号・77号・81号の勝田~高萩間が区間運休となります。
特急「踊り子号」「サフィール踊り子号」「湘南」全列車は16日の全列車が運休となります。
御殿場線は、国府津~御殿場間で16日は終日運休します。
JR東海・小田急電鉄では、特急「ふじかわ」1~10号が運休、特急「ふじさん」の秦野~御殿場間が区間運休となります。
首都圏の私鉄
東京メトロは、16日午前10時半頃から夜の間、東西線の東陽町~西船橋館で計画運休を実施します。他の路線についても運転の見合わせやダイヤの大幅な乱れが発生可能性があるとしています。
千葉県を走る、小湊鐵道、いすみ鉄道、銚子電鉄は16日は始発から全線で運転を取りやめ、17日は安全が確認でき次第運転を再開する予定です。
鹿島臨海鉄道は、9時頃から大洗~鹿島神宮間、16時頃からは水戸~大洗間での順次運休を予定しており、ひたちなか海浜鉄道では、16時頃からの運休を予定しています。
その他の首都圏の主な私鉄などでは現在のところ運休の予定は発表されていませんが、各社ともに雨や風が強まった場合には、列車の遅れや運休が発生する可能があるとしています。
台風第7号は、暴風域を伴って16日から17日にかけて、非常に強い勢力で関東甲信地方や東北地方に接近するおそれがあり、関東甲信地方では暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な注意が呼びかけられています。
各社ともに台風の進行状況により、列車運行・運休の状況の変化が予想されますので、最新情報をご確認ください。
(鉄道チャンネル)