藤沢のBMXライダー 若き3選手が活躍
藤沢市に住む若きBMXライダーが、全国を舞台に目覚ましい活躍を見せている。
昨年度に好成績を収めた尾後家優斗選手(12)、小島瑠夏選手(8)、小島羽陽選手(5)の3人が21日、市長へ表敬訪問を行った。
尾後家選手は全国で年間ランキング(ボーイズ11―12クラス)3位。全日本BMXフリースタイル選手権でも2位になるなど、全国トップクラスの実力を持つ。
今シーズンも4月、初戦となる「マイナビJapanCupHIROSHIMA」で3位と好調な滑り出しを見せた。「表彰台に登れたことは良かった」とした上で、悪天候で決勝が行われなかったことに触れ、「まだ実力を出し切っていない」と話す。
今年、高浜中学校に入学した尾後家選手。これまで通り、放課後や休日に練習する日々を送る。海外選手の動画を参考に、改善点を研究。週に1度英会話に通うなど世界での活躍に、より一層の意欲を見せる。
小島瑠夏・羽陽選手は兄弟ともにライダーだ。瑠夏選手は昨年の全国年間ランキング(ボーイズ7―8クラス)2位、羽陽選手も今年度の同大会で2位の好成績を収めている。
どちらも2歳でBMXバイクに乗りはじめ、3歳からジャンプ台を使っている。バランス感覚の良さに加え、好奇心が原動力。2人は「高く飛んだ時がとても気持ちいい」と語り、「楽しむ」をモットーに笑顔のライディングを心がける。「世界中のパークで走りたい」と笑みを浮かべながら今後の展望を描く。