「真冬でも温排水エリアなら釣れる!」荒川で10kg級ハクレンをキャッチ成功【埼玉】
2月4日(火)・2月7日(金)と2日間真冬のハクレン釣りを堪能するためいつもの埼玉県戸田市の荒川へ釣行した。結果的にムズ面白くも本命手中となった釣行をレポートしよう。
荒川ハクレン釣りタックル
渋いながらも釣りにはなりそうな釣況で僕も目指すべき目的があるため、ライトタックルとメインタックルをそれぞれ用意した。エサは安定のマルキューマッシュポテトで挑む。
年末から釣況は不調
実は昨年末から釣況は場所ムラが激しく2025年に入ってからは全体的にアタリが少なく1日1尾~3尾でれば凄いという釣況であった。だが本日は暖かい予報で期待出来そうだ。
早朝はキビシイ?
2月4日(火)。現地到着は9時前に行くと水門前にベテランハクレン師が釣りをしていたが、早朝はやはりキビシイとのことで釣果はないとの報告を受けるも僕は動じない。笑
開始30分でサワリを確認
今年に入り5回釣行しているが初めてのハクレンボウズを喰らうこともあったがまだ2025年合計ハクレン釣果は13尾と難しい。
だが予報以上に気温も高く開始30分でサワリもでてきた。コレは釣れるだろう!
連発で2尾手中
私は今年に入りタナを色々探るがメーターダナではウキはあまり動かない。今日は2mからはじめていきそれがビンゴ!
アワセが決まりまずはレギュラーサイズをゲットすると常連は驚いていた。さらに5分後馴染んだ瞬間にド消しアタリで早くも2尾目を追加だ。
ライトタックルで挑む
ヘラ師ものきなみアタリなく帰宅していく中、余裕がでたので4lbsタックルへ変更する。水門前もアタリが出てきたようだが1チャンス逃すとキビシイ。
こちらもアタリは少ないが潮位的にも水温的にもコレは期待大だ。
バラシからの再戦突入
モタれるようなアタリに反応すると掛かった!が……数秒でバレてしまう。そして4投後に小さく刻み2度目にアワセが決まると、鈍くゆっくりと動く巨体が乗る。走る個体ではないが重量感があるので慎重に耐えるのみ。
21分のバトルに勝利
18分ほど耐えていると太めのハクレンが浮いてきた。
慎重に時間を要して危なげなく御用し検量すると9.76kgと大満足の釣果である。もはやこれで帰宅しても良いレベルだが休憩することにした。
午後はのんびりミャクレンを堪能
満足したのでたまに遊ぶミャクレン(ミャク釣りハクレン)でメインタックルに戻してから遊ぶことにした。足元下でウキを外してダイレクトなアタリを待つ釣りもまた面白いのだ。
コイに上がりハクレンで納竿
ミャクレンはエサの消費も早いがアワセが決まるとまた面白い。掛かると同時に走られ65cmのコイが釣れエサも残り5つとなり道具を片しながらミャクるとズドンと穂先が入る!即アワセが決まりレギュラーサイズの本命が釣れてくれ気分よく納竿だ。
釣り仲間との釣行
そして2月7日(金)は東京海洋大学元客員教授の奥山さんと並んでハクレン釣りであるが、4日の釣果と下見が生きるだろう。
ハクレン仲間の持田さんが早朝から来ているので彼による寄せもあるだろうと期待をしつつも我々は9時過ぎに到着して挑む。
仲間と並んでハクレン釣り
持田さんに釣況を聞くとアタラナイらしい……。ヘラ師も今日はゼロでバサーは数名入れ替わりで楽しんでいる。
だが推しダナ2mで始めると開始1時間ほどでサワリが出始めた。というよりも奥山さんと会話に情報交換がメインの釣りになりそうだ。
釣り談義を満喫しハクレンゲット
そして10時すぎになると奥山さんが掛けたサカナは大型のボラで引きを堪能されていた。そしてお次は僕が本命を掛けると持田さんも本命が掛かる!Wヒットしたが僕はバラしてしまう。笑 だがしかしその後時間を掛けずに再戦して勝利だ。
検量すると96cmと奥山さんも納得のサイズ感だ。リリースしてからはさらに釣り談義を楽しみつつ小休憩を繰り返しつつサポート。持田さんも談義を聞かれておりためになる話もあったようだ。
午後もハクレンバトルを堪能
今日もやはり狙いダナが良いらしく14時すぎ再度追加を狙い釣り再開するとアタってくれ再戦。
冬場のハクレンは重量感がありバトルが面白く88cmと小ぶりだが引きは最高に楽しめた。予報よりも寒く風も出てくるが夕方がベスト時合だと認識する。
夕マヅメの楽しみは次回に持ち越し
持田さんも奥山さんも粘り強く楽しんでいるが、15時過ぎに1尾を追加すると持田さんは納竿。
奥山さんもアタリに反応するが良型のボラが掛かり僕にはヘラブナが掛かったところで道路渋滞を考慮して納竿とした。
釣り談義と温排水釣行で大満足
レジェンド釣師やハクレン仲間との有意義になる釣りを楽しめた1日である。私もちゃっかり96cmの良型含めて2尾のハクレンに遊んでもらえ楽しむことができた。
真冬でも激熱な釣りが楽しめる荒川に感謝して今後も大物を求めて釣りにいきたい。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>