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連載企画『一人一花 はなきん便り』（毎週金曜日配信）では、「金曜日に花束を」というテーマのもと、知っておきたい花や緑に関するニュースをお届けしています。

今回は「もうすぐ夏本番！」ということで、園芸専門店『平田ナーセリー』にて、この夏、ぜひとも親子でチャレンジしてみてほしい「食虫植物観察」と「ベランダ菜園」について教えてもらいました。

◼️子どもも大人も魅了される食虫植物の世界！

食虫植物とは「虫などの小動物を捕まえて、消化・吸収することで栄養を補給する植物」のこと。光合成だけでは育つことができない環境下に身を置く植物が、生きていくために必要なパワーを確保するために、虫などの小動物を捕まえようと、さまざまな進化を果たしてきました。

見事なのはその捕獲方法。落とし穴式、粘着式、わら式など色々な方法で虫を捕える工夫が施されています。

自宅で育てながら、親子でその生態を観察するのに、おすすめの食虫植物を紹介してもらいました。

筒状の見事な捕虫葉（粘液などを分泌する、虫を捕まえるための葉）で虫を捕らえる「サラセニア」（2500円税抜〜※サイズにより価格は異なります）。

「ネペンテス」（写真上：780円～税別※種類・サイズ・装飾によって異なります）。和名は「ウツボカズラ」。こちらは葉っぱではなく、袋状になている捕虫袋で虫を捕まえて栄養にしています。

「サラセニア」も「ネペンテス」も、虫が入ると筒の上部が閉じて虫が逃げられないように蓋をします。スゴイ！

「ハエトリグサ」（写真下：780円～税別※種類・サイズ・装飾によって異なります）は分かりやすさナンバーワン。葉にトゲがついていて、虫が葉に触れると素早く閉じて捕獲します。

ちなみに、食虫植物ではないけど「オジギソウ」（写真下右：380円税抜〜※種類・サイズ・装飾によって異なります）も親子で観察するのに大人気。美しい葉は観葉植物として部屋のいいアクセントにもなるのでぜひ食虫植物と一緒にお試しを。

「モウセンゴケ」（写真上：780円税抜）「ムシトリスミレ」（写真下左：780円税抜）はコンパクトなのでどこでも育てやすい食虫植物。葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕らえる食虫植物です。

魅力いっぱいの食虫植物の世界、いかがだったでしょうか。

同じ種類であっても、その形や姿はどれも違っていて個性があるので、親子で好みのものを選ぶのも楽しみのひとつ。種類や数が揃っている今がチャンスですよ。ぜひハントしに出かけてみてください。

また、福岡市植物園の温室でも食虫植物（写真下右）を観察することができるのでぜひ足を運んでみてください。

◼️夏休みは話題のフライング・ベジタブルで野菜生活を！

夏はベランダ菜園の季節！なかでも注目なのが「フライング・ベジタブル」という育成方法！野菜苗をタフバッグや吊り鉢で、ベランダの物干し竿や天井から吊るして育てる方法です。

これまでの方法の逆転の発想！重力のおかげで、ほど良いストレスをかけて強く育てながら、通気性も抜群、ナメクジなど害虫被害の心配も少なくなるそうです。

写真は「フライング・ベジタブル」で育てているマイクロトマト！

見た目も美しく、食べれば美味しい！
「景観まるごと美味しくいただく」
最旬のベランダ菜園スタイルです！

ぜひ夏休みの自由研究も兼ねて「フライング・ベジタブル」にも挑戦してみてください。

◼️平田ナーセリー
https://hirata-ns.com/
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Instagram@hirata_nursery_official
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◼️「JFTD 花キューピット2025 フラワーデザインコンテスト」イベント情報を配信！

福岡市の「一人一花運動」の公式SNS では、6月25日（水）26日（木）に福岡国際センターで開催される花業界最大級のイベント「JFTD 花キューピット2025 フラワーデザインコンテスト」の紹介記事を配信しています。

詳細は「一人一花運動」の公式SNSをチェック！

福岡市が 取り組んでいる「一人一花運動」は、一人ひとりが花と緑を育て、ありとあらゆる場所を花と緑でいっぱいにする取り組みです。「一人一花運動」の公式SNS では、福岡市内のまちなかにある花と緑に関する情報をたくさん紹介しています。花や緑が好きの人も、そうでない人も、ぜひフォローしてみてください。

それでは週末も素敵なフラワーライフを！

◼【公式】福岡市 一人一花運動
Instagram@hitori_hitohana
https://www.instagram.com/hitori_hitohana/