【十日町市】五感を刺激するアートの数々。大地の芸術祭、いっすねー!
十日町市・関口芳史市長がご案内!
よしもと新潟住みます芸人・いっすねー!山脇が、新潟県内の市町村長を訪ね、一緒にそのまちのいいところを紹介する『いっすねー!山脇の「ニイガタいっすねー!」』。
夏から開催される『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024』。書道をたしなむ一芸術家としては行かねば!
ということでやってきたのは十日町市の奴奈川キャンパス(旧奴奈川小学校)。
えっと… 書道の特別授業かなんかの仕事でしたっけ?
「廃校になった小学校を美術館にしているんだよ! いいから中に入ってみて!」。そう言って案内してくれたのは十日町市長。明らかに見た目は小学校、美術館っぽさはゼロ、怪しいなぁ〜…。
市長の案内のもと廊下を歩くと白いトンネルが。恐る恐る歩いたその先には…!!
かわいいー!! 彩り豊かなふっくらとした猫が描かれ、その周りにはクルクルと回るアート。ニャーではなく、竹や弦の音が心地いいっすねー!!
「これは竹細工を使用した作品。見るだけでなく耳でも楽しめる工夫がしてあるんだ」。まさにDon’t thinkfeel、アチョーォー!!
続いて案内されたのが向かいの教室。いや、教室ではない、銭湯!?
「銭湯を木で再現した木湯だよ」。お風呂はお湯ではなく木球! さぁ、一緒に入りますか!?
市長と一緒にザブーン!
木のいい香り、肌全体で感じる木の温もりで、なんだかポカポカ。のぼせないうちに案内されたのが音楽室。
薄暗いなかから見えてきたのは… なんじゃこりゃぁー!!
新聞紙が無造作に散乱する中に巨大な妖怪!? 存在感が尋常じゃない。「これは除雪式奴奈川姫。古新聞とガムテープを使い、この地域の伝説や除雪車をモチーフにした作品」。真正面には奴奈川姫の顔が。迫力が半端ねぇ〜!!
その他にも、ぼやけたガラスの壁にうっすら見える理科の試験道具を用いた作品や、南極をモチーフとしたどデカい雪の結晶の作品だったりと学校とは思えない、もはや奴奈川美術館がそこにはあった!
「実はここ芸術作品だけでなくFC越後妻有の拠点でもあるんだ! 奴奈川小学校のグラウンドや体育館で練習もしているよ」。
そう言っていると子どもを抱えたお母さんの姿が。あぁ、すいません、仕事場に僕のファンが乱入してしまったみたいですね…。
「FC越後妻有の選手だよ! 選手でありながらママでもあるんだ!」。ママさんストライカー!? すげぇ〜!! 他の選手たちも続々と集まってきてテンションもあげあげ! アートだけでなくスポーツまで幅広い十日町だなぁー。
「かつての奴奈川小学校はワクワクするアート空間へ生まれ変わりました! 今年の大地の芸術祭は五感全開で楽しんでください。越後妻有里山現代美術館 MonETにも新作があるのでぜひどうぞ」。
里山の自然と芸術の相性はいっすねー! アートに触れ、僕の芸術的感性も爆発した十日町市での取材でした!!