マッチングアプリきっかけに副業勧誘 165万円詐欺被害
赤穂署は7月10日、赤穂市内のアルバイト男性(42)が、マッチングアプリで知り合った相手から副業を勧められ、「注文処置に必要」などとして現金約165万円をだまし取られる被害があったと発表した。
同署によると、被害者男性は先月25日、マッチングアプリで「40代女性」を名乗る相手と知り合い、別のSNSで連絡を取り合うようになった。その後、相手から腕時計や宝飾品のオンライン販売の副業を勧められ、「ショップの口座に入金しないと注文を処理できない」として指定の口座に金を振り込むよう要求されたという。
男性は今月8日から10日にかけて、3回にわたり同市内の金融機関ATMから合計約165万円を振り込んだ。スマートフォンを見ながらATMを操作している男性に金融機関の職員が声を掛け、経緯を聴き取って警察に通報。詐欺だとわかった。