「コンロ掃除」は夜が正解!ラク家事につながる“3つのメリット”「ついでにできる!」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日の料理で活躍してくれるキッチン。清潔さをキープするには「掃除は明日でいいや……」と後まわしにしてはいけません。汚れやすいコンロこそ、その日の汚れはその日のうちに。ここでは、わたしが続けていて感じた「夜にコンロ掃除をするメリット」を3つご紹介します。
メリットその1.汚れが簡単に落ちる
コンロ周りの汚れは、放っておくと油とホコリが混ざって頑固な汚れに進化します。しかし、夕食をつくり終えてすぐなら、まだ汚れは軽い状態。さっと拭くだけでキレイになるので、掃除のハードルが低いんです。
蓄積したコゲを落とすのとは違い、クロスと中性洗剤で汚れを取り除けば掃除完了。1日の終わりにその日の汚れをリセットすることで、掃除の手間がぐっと減らせます。
“その日の汚れはその日のうちに”は、汚れを溜めないだけでなく、家事ラクにつながる鉄則です。
メリットその2.ついでに掃除できる
掃除って、わざわざやると思うと腰が重いもの。でも夜なら、夕食づくりや食器洗いの流れで掃除できます。キッチンは夜に必ず立つ場所だからこそ、“ついで掃除”が叶うんです。
掃除のためにキッチンへ行く必要がないので、ルーティン化も簡単。わたしは「食器洗い→コンロ掃除」をマイルールにしたら、自然と汚れをそのままにしないクセがつきました。
コンロのリセットが習慣になると、ほんの1〜2分の手間でしっかり掃除の頻度を減らせますよ。
メリットその3.朝の家事を気持ちよくスタートできる
バタバタしがちな朝、コンロ周りがベタついていると、それだけでテンションが下がりませんか? シンクが食器だらけだとため息が出てしまう……。これと同じようにコンロが汚れていると気分も上がりません。朝食にお弁当づくりと、朝はコンロに働いてもらう時間。だからこそ、ピカピカのキッチンで準備を始めたいものです。
コンロがピカピカだと、1日がちょっとだけ前向きにスタートできます。気持ちに余裕が持てると、料理の効率もアップ。コンロがキレイなだけで、朝からきちんと動くモチベーションが保てていますよ。
夜のコンロ掃除は「家事貯金」
コンロをキレイに保つためには、簡単でも掃除する習慣をつけること。その日の汚れを翌日に持ち越さず、きちんとお手入れする。ついで掃除のクセがつくと、自然と家事貯金できて家事ラクにつながります。
頑張りすぎなくてOK。思い立った日から、気軽に始めてみてくださいね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア