伏見|酒のつまみには絶対困らない!1人で気軽に入れるネオ大衆酒場
外食はに日常を彩るちょっとした楽しみですよね。
家では味わえない手の込んだ料理に飲み物、リラックスできたり特別感を演出する雰囲気も大切だと思います。
そのシーンはさまざまですが、改めて注目されているのが大衆酒場ではないでしょうか?
今回はそんな大衆酒場に現代の魅力を詰め込んだ酒場をご紹介していきます!
昔と今の魅力をギュッと詰め込んだハイブリット酒場「大衆酒場 諸星」
伏見、丸の内、栄からアクセスできる好立地
お店があるのは中区伏見。多くのオフィスが立ち並び、地下鉄東山線、鶴舞線が乗り入れるアクセスも良い街です。ビジネス街ということもあり、その胃袋を支えるお店も多く、その個性もさまざまで仕事終わりにフラッと飲んで帰ることができるお店も多い印象を受けています。
このエリアは大きなお店からちょっと入ったところにお店があったりと本当にいろんなお店があって、私も時々ブラブラ散策しつつその際に新たなお店との出会いがあると次はこのお店に来てみようかなとチェックしています。
お店の最寄り駅は伏見駅になりますが、このエリアはぎゅっと凝集されているので、栄や丸の内という隣接した駅からも徒歩でアクセスが可能なのは嬉しいですね。伏見から徒歩で5分、栄、丸の内の両駅から徒歩10分圏内にあるのが今回ご紹介していく「大衆酒場 諸星」さんです。
店名の書いたのれん、酒と飯と書かれた提灯、メニューの書かれた立て看板とどれも大衆酒場を演出していますよね。都心の路地裏や住宅街にポツンと佇む昔ながらの大衆酒場ってこんな雰囲気を醸し出しています。もちろんそれとは年季が違いますが、こちらはその雰囲気を現代に落とし込んだネオ大衆酒場なのです!
ネオ大衆酒場って何ぞやって話なんですが、昔ながらのレトロさを現代に落とし込んだ酒場のこと。わいわいした大衆的な雰囲気をそのままに、年代問わずにお酒と肴で楽しめるような空間になっています。
新しくも大衆感ある落ち着いた空間
店内は縦に広い作りになっていて、それに沿うようにカウンター席が並び、その反対側ならテーブル席も用意されているのでさまざまなシーンで利用できそうです。
カウンター越しにはお店の名物が入っているだろう大鍋があって店頭だけでなく、お店の中もいい雰囲気が漂っていますね。雰囲気だけじゃない、ネオ大衆酒場の魅力を味わせてもらおうかじゃないか。
フード、ドリンクともにメニュー豊富
メニューをドリンクから確認していきますが、すげー種類!ビールだけでも生ビールに各社の大瓶、ノンアルコールにクラフトビールまであります!酎ハイは割り材が豊富だし、ハイボールはチンチロでお安く飲めるし、日本酒もなかなかの品揃え!しかも定番は500円からとお値打ちだし、月替わりの日本酒もあるだなんてお酒に対する熱量がすごくなかい?古今東西のお酒、大集合!
フードもあれこれいろいろあります!煮込み料理に魚系、揚げ物に串、おでんまで幅広いラインナップです。何よりあての守備範囲が広く、居酒屋でよく見るアレからあると嬉しいアレまで痒いところに手が届いています。ネオ大衆酒場の名の通り、万人に受ける料理が広く揃っているのでお酒のアテに困ることはないと思います。
酒盗揃いの逸品にお酒が止まらない…!
今宵も宴を始めていきます!とりあえず生からなんですが、お店がたまたまキャンペーンを開催されていて、生中の値段で生大が飲めたので生大にしました!
生大だと飲んでる間にぬるくなってしまうことが確かにあるんですが、ジョッキもキンキンに冷えてるし、どうせ飲むのでその恩恵にあやかる事としました。今日もビールが旨い!
つまみとして最初に注文したのはお店の名物の1つである肉豆腐です。見るからに味が染みた豆腐はもう茶色といるより黒に近いくらい。食せずとも分かる、ビールが進むなこれは。
豆腐もなかなかのサイズで、食べる前に箸で食べやすいサイズに割りながらいただきましたが、表面だけでなくしっかりと中まで味は染み込んでいる様子でした。ひと口頬張ると濃い目の味付けでありながら柔らかい甘みを感じ、豆腐の食感はなめらか。豆腐が牛すじの旨味もしっかりと吸い込んでいることが分かります、さすが名物ということもあってこれは酒盗!豆腐だけでなく、牛すじもしっかりと入っており、こちらも味がしっかりと染み込んで肉自体がホロホロと解けていきます。
私の頭の中では「てぇへんだてぇへんだ、大で頼んだビールがあっちゅう間に無くなっちまうぜ、てやんでぃ」と江戸の町人が騒ぎを掻き立てております。肉豆腐がビールを飲めと語り掛けてくるので、今宵はそれに抗うのはやめようと思います。
そうして肉豆腐によってビールの進みにブーストがかかっている最中にやってきたのが同じタイミングで注文しておいたハムカツです。こちらも大衆酒場の定番の1つ。薄いハムカツにソースを浸すようにして食べるのも好きなんですが、このハムカツはなかなかの分厚さで食べ応えがありそうです。ハムの分厚さが目を引くと同時に衣の薄さにもビックリしてしまいます、衣も軽そうだ。
食べた瞬間に反射神経で手がジョッキに伸びてしまいましたよね。あれ?ビールがもうない…。
酒盗からの呼びかけに抗うことを止めることを宣言したので、素直に生大を追加注文。このハムカツと肉豆腐を前にビールを飲まないなんて失礼にあたりますからね。
改めてハムカツですが、薄い衣はカリッとした食感をしっかり演出しており、ハムの旨味を存分に味わうことができます!ハムの塩気、肉感とその旨味がぎゅっと詰め込まれており、これは問答無用でお酒が進みます!からしとの相性も良く、揚げ物ということもありますがこのハムカツは総じて満足度の高い逸品ですね。
それにしてもここのつまみどれもお酒がめちゃくちゃ進みます!生大がまるで生中のように消えていく…。最近はそれほど飲めなくなったんですが、一時期の私はエンドレスビールができていました。いろんなお酒の味を覚えてその嗜好も広がったんですが、やっぱりビールは旨いし、つまみとの相互作用が働いてまだ食べたいし飲みたくなってきたぞ…。
今日は欲求に抗わないと決めたのだ、よいではないか、よいではないかということで生大をもう1杯。さすがにお腹は膨れるのでこれで最後の1杯としましょう。それでもまだ少しずつ肉豆腐とハムカツが残っているなんて、酒泥棒でお巡りさんが捜査を始めてもおかしくないぞ。
せっかくお酒も注文したしどれも間違いなさそうなので、お隣さんが食べていてそそられたもつ煮込みをお願いしました。もつ煮込みは定番の味以外にもおすすめで他の味も選ぶことができたので、グリーンカレー味を選択。好き嫌いが分かれる食べ物の代名詞であるパクチーがドンと鎮座しております。
もつは柔らかくプリプリ食感が楽しめて、もつ以外にも豆腐とこんにゃくが入っていて量もあってさまざまな食感を楽しむことができますね。今回は変化球であるグリーンカレー味としましたが、パクチーならではの風味とグリーンカレーのちょっとしたスパイシーさが相まってここは大衆酒場ではなく東南アジアかと勘違いするところでした。言わずもがなお酒との相性もピッタリ!
ぼちぼちお会計と店員さんに声をかけたら、サービスでしじみ汁がいただけるということでお願いしました。飲んだ後のしじみ汁が体に染みわたる…酔い晩酌となりました!
ランチ、昼飲み利用も◎さまざまなシーンで利用できる
今回はお店の名物といえる料理をアテにして飲んでいきましたが、その名に恥じることなくどれもお酒との相性が抜群でした!メニューも豊富ですが、どれも外さない逸品が揃っているので、帰り道のフラッと1杯はもちろん、何人かでいろいろつまみながら飲むのも良いのではないでしょうか。
そしてこちらはなんとランチタイムも営業されており、定食の種類も豊富なんです!伏見といビジネス街なのでランチも激戦区ですが、大衆酒場ということもあってランチは穴場ではないでしょうか。その上で昼飲みも楽しめるということで、さまざまなシーンで利用できる「諸星」さんに1度足を運んでみてはいかがでしょうか?
INFORMATION
店名:
大衆酒場 諸星
住所:
愛知県名古屋市中区錦2-11-11
営業時間:
11:30〜14:30
16:00〜23:30
土・日・祝日
14:00〜23:30
Web:
https://www.instagram.com/moroboshi_nagoya
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000
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