「何度も足を運んで」 暑さを乗り越えた菊
「新磯ざる菊第16回花見会」の式典が11月4日に開催され、式典のほか野菜販売やうどんが振舞われ、晴天の下多くの人で賑わった。
式典には本村賢太郎市長らが参加。挨拶に立った新磯ざる菊愛好会会長の藤曲和美さんは「暑さで開花が遅れている。見ごろを迎えるまでに何度か足を運んでみていただければ」と話した。式典の2日前まで雨が続いたことで、地面がぬかるみ当日に向けた作業が大変だったという。「会員全員で汗をかきながらも防草シートを引いて土を慣らしました」と藤曲さん。
市内から来たという鈴木保信さんは「菊を育てるのは大変だと聞いて、もう一度見に行きたいと思う。地域の活性化につながって欲しい」と話した。
音楽も彩る
式典後には相模無鉄砲太鼓やトゥッティーばあばによるオカリナ演奏などが行われた。
80年以上歴史のある勝坂はやし保存会も参加。もとは上磯部・下磯部・新戸を含めた1つの会だったが、現在では地区ごとに分かれている。メンバーは女性が多く、子どもから大人まで15人が所属。地域のお祭りなどに向け、月に2、3回練習している。
期間延長
見頃は「1週間から10日ほど遅れている」ため11月中旬ごろに。15日までだった花見期間が25日まで延長される。臨時駐車場も同日まで利用可。開花情報は安原さん【携帯電話】090・6516・7591(午前9時から午後3時まで)。