『ザ・バットマン2』「公開の頃には老ぼれバットマンになっちゃうよ」とロバート・パティンソン自虐「もう38歳だもん」
DC映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)の続編『ザ・バットマン2(原題)』は前作から5年を経て、2027年10月1日米国公開を予定している。企画は着実に前進しているが、主人公ブルース・ウェイン / バットマン役を演じるロバート・パティンソンにはどうやら気がかりなポイントがあるようだ。
パティンソン主演、マット・リーヴス監督による『ザ・バットマン』は2022年に公開され、2024年には映画の第1作・第2作をつなぐスピンオフドラマ「THE PENGUIN―ザ・ペンギン―」(2024)が製作され、好評を博した。
続編映画については、2026年10月2日に予定されていた米国公開日が2027年10月1日へと1年となる旨がアナウンスされている。これに合わせて撮影は2025年末にとなることをパティンソンも明かしている。
間もなく日本公開となる『ミッキー17』で共演したナオミ・アッキーから、の対談企画にて「『バットマン』はもうすぐやるの?」と質問されたパティンソンは「そうだといいな」と回答。「若いバットマンからスタートしたのに、続編が出る頃には老いぼれバットマンになっちゃうよ」と、延期によって長い時間が経過していることを自虐的に冗談めかした。
「もう38歳だよ、年寄りだよ」とパティンソンが重ねると、アッキーは「ふざけないで、38歳は年寄りじゃないよ」とたしなめる。このシリーズは若きブルース・ウェインを描く作品として登場したが、2作目が公開される頃にはパティンソンも40代に突入するわけである。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)公開時のベン・アフレックは44歳、『バットマン ビギンズ』(2005)時のクリスチャン・ベールは31歳だ。時間が経てば経つほど、“若きブルースを描く”というシリーズの醍醐味が薄れてしまうことを、パティンソンは嘆いているようだ。
もちろんパティンソンも本気で自分が年寄りだと思っているわけではないだろう。「年寄りだけど、より健康ではあるよ。実際、生物学的な年齢は少し下がったと思う」と返している。
しかし「年を取った」と言うものの、最新作『ミッキー17』でのパティンソンは演じているミッキーというキャラクターもあって、パテンソンは非常に若々しく、少年のような雰囲気も醸し出している。『ザ・バットマン2』でも引き続き若いイメージを保ちそうにも思えるが、今後のビジュアルの変化にも注目だ。
『ザ・バットマン2(原題)』は2027年10月1日に米国公開予定。
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Text:Yuka Shingai、中谷直登