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ふるさとワーキングホリデーで東京の若者が妙高市で農業や暮らしを体験

上越妙高タウン情報

地域の暮らしと仕事を体験する「ふるさとワーキングホリデー」を活用し、東京都に住む20代の女性が、あさって22日(金)までの約2周間、妙高市で農業に取り組んでいます。 

「ふるさとワーキングホリデー」を活用して妙高市を訪れているのは、東京都に住む宮沢楓さん22歳です。

コメや野菜を栽培している妙高市の会社 米ファーム斐太で、キクイモの収穫やコメの出荷、ハウスの周りで草取りなどを体験しています。 

宮沢楓さん
「大豆の収穫だけでも様々な工程がある。それを経てから私たちが食べている。人と関わることで話を聞くことができて、勉強になっている」

宮沢さんは今月11日(月)からあさって22日(金)までの約2週間、市内の農家民宿に泊まり、地元の人との交流も楽しんでいます。

宮沢楓さん
「景色がきれい。人が優しい。果物やご飯をもらう。気温は寒いが温かく過ごしている」

宮沢さんは両親の転勤に合わせ、1歳から18歳までをミャンマーやタイ、イギリスなど海外で暮らしてきました。大学進学を機に東京都に移り住みました。これまで農業をしたことはありません。 

宮沢楓さん
「食に今まで興味がなかったが、日本に帰ってきてコメやみそ汁を食べて、すごくおいしいと素直に感じた。そこから農業のことを手で感じて学びたいと思った。今までは消費者側。生産の裏にある想いや丁寧さを学んだ。今まで当たり前に買っていたコンビニのおにぎりもどこのコメを使っているのか見る。大豆も国産じゃないこともあった」

宮沢さんは農業を体験することで食に対する関心が深まったといいます。

米ファーム斐太 代表取締役 阿部剛さん
「他業種や他の経験をしてきた人が入ると従業員も刺激を受ける。これからもLINEなどで連絡を取り合っていきたい。将来は妙高市に住んでもらえたらうれしい」

宮沢楓さん
「食に関することはいくら学んでも損はない。消費者としての行動を考えるにあたって大切な学びがあった2週間だった」

妙高市ではふるさとワーキングホリデーの受け入れを2年前から行なっています。これまで宮沢さんを含め8人を3つの企業などが受け入れました。市によりますと受け入れ期間が終わった後も体験した人が受け入れた先の商品を買ったり、旅行で訪れたりして交流が続いているということです。

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