極上の一杯と理想のフレンチトーストで至福の1時間 宝塚大劇場近くのスペシャルティコーヒー専門ロースター「SHIZUKU COFFEE ROASTER」に行ってきました 宝塚市
自家焙煎のコーヒーが美味しいと評判のスペシャルティコーヒー専門のロースター「SHIZUKU COFFE ROASTER」(宝塚市)。併設されているカフェで提供されているフレンチトーストもかなり美味しいとの噂を聞き、早速取材に行ってきました。
場所は宝塚大劇場から徒歩で5分ほど。国道176号線から北に1本入った通りにあります。
”ニセモノは使わない"とこだわって作られた店内は無垢材やコンクリートがそのまま使用されており、それぞれの素材感がいい感じに混じり合った落ち着いた雰囲気の空間。
タカラジェンヌの来店もよくあるそうで、店内にはサイン入りのポスターなどがたくさんありました。
こちらの黒板アートは歌劇団退団後はイラストレーターとして活躍されている澄月菜音さんが書いたもの。お店の雰囲気にマッチしていて可愛いです。
世界で流通しているコーヒー豆の中でも5%ほどしかないと言われる希少なスペシャルティコーヒーのみを取り扱う同店。生豆を仕入れ、豆の個性を最大限引き出すことにこだわり自家焙煎したコーヒーが提供され、店内では焙煎したばかりの新鮮なスペシャルティコーヒーを飲むことができます。
今回チョイスしたのは浅煎りの「エチオピア シダモ」。一杯一杯、時間をかけて丁寧に入れてくれるコーヒーのいい香りがしてきます。
コーヒーと一緒に噂の「フレンチトースト(メープル)」も注文。実は同店のスペシャルティコーヒーとフレンチトーストはいずれも宝塚市が選定している宝塚ブランド「モノ・コト・バ宝塚」にも選ばれています。
まずはコーヒーを一口。フルーティな感じで少し紅茶のような感じ。今までは「浅煎り=酸っぱい」というイメージだったのですが、優しい甘味に加えしっかりコクもあって美味しい!
バゲットを使いアパレイユに24時間漬け込んで作るという同店のフレンチトーストは外側はカリッとしていて中側がトロッとした食感。ほんのりとラム酒の香りがしていて、筆者が思う「理想のフレンチトースト」でした!
先ほどのものより少し深煎りだという「ブラジル モジアナ グアシュペ」も少し飲ませてもらいました。ナッツのような香ばしい香りがし、飲んでみると優しい甘味。深めなのに柔らかな口当たりですごく飲みやすい。
どちらのコーヒーも風味が豊かで「豆の個性を最大限引き出す」と言う店主さんの言葉が、飲んでみるとしっくりときます。
店内で販売されているコーヒー豆は100g単位で購入可能。リキッドなども販売されています。
極上のコーヒーと理想のフレンチトーストで至福の1時間を堪能した筆者。今年の5月で10周年を迎えた同店は全てが"上質"でした。今回取材に行ってみて、長く愛され続けているその理由がよくわかりました。
ロースター業務で忙しい日は営業日でもカフェをお休みすることがあるそうなので、お店のSNSをチェックしてから行くのがおすすめです。
店舗
SHIZUKU COFFEE ROASTER
(宝塚市宮の町7-6)
営業時間
9:00〜18:00(L.O17:30)
定休日
火曜日
※カフェはロスター業務が多忙な日には営業日でも休みになることがあります
TEL
0797-86-8118
備考
カフェ利用は60分以内となります