神戸駅前!湊川神社そばの広東料理店『HAKKAKU』で本格点心とお粥のランチ 神戸市
神戸駅を降りて山側に徒歩3分ほどの場所に、おしゃれな外観の中華料理店『八角‐HAKKAKU』(神戸市中央区)があります。
入口には”名門広東料理”とあります。というのも、こちらには『老香港酒家(オールドホンコンレストラン)北野店』で20年以上料理長として務めた香港出身の凄腕シェフが在店!本格的な広東料理をいただくことができるんです。
シックなカラーで統一された高級感のある店内は、インテリアコーディネーターの資格を持つオーナーの薛菁(せつ・せい)さんがイメージにこだわって一から作り上げたもの。
駅近であることを忘れてしまいそうな落ち着いた空間には高級感も感じられ、静かに過ごすことができそうです。
ランチタイムに訪れたこの日にいただいたのは、女性に人気だという「鶏粥セット」。お粥、点心3種、揚げ物2種にデザートの杏仁豆腐がお盆で提供されます。
同店の自慢というお粥からはいい香りがします。炭水化物ファーストはダメだと知りつつ、レンゲで一口すすってみるとスープの味が絶妙!出汁には鶏以外に豚骨や昆布も使っているそうで、旨味をたっぷりと吸い込んだお米はふっくら、味はしみしみです。
もう、食べる順番など気にせず、いろんなものを食べていくことに。エンジンがかかった胃袋に放り込みたいのはやはり揚げ物ですよね。
鶏のからあげと一緒にお皿にのっているこちらの細い揚げ春巻きは、カリッ&サクッの皮の中にたたかれたエビとイカと貝柱が詰められていて贅沢!高級中華の技が見えかくれする逸品です。
蒸籠で蒸し上げられた3種の点心は小籠包とシュウマイにエビの水晶餃子。小籠包では、お約束の飛び出し危険!と火傷に注意しながら熱々スープをそーっと吸い出し、すべて啜ったあとは、もっちりとした皮と餡を堪能。これは美味しい♪
そして大きなシュウマイもヒット!ごろごろ粗挽きの豚肉に玉ねぎのみずみずしさがぎゅっと詰まった濃厚かつ上品な味は、たかがシュウマイと侮れませんよ。
「良い食材を使い、心も体も喜ぶ料理を提供したい。ベテランシェフによる本場・広東の味をぜひ楽しんで」と話す薛オーナー。オープン時からのリピーター客も多いらしく、「みんなをガッカリさせたくない」という思いから昨今の情勢にも負けず値上げをしていないのだとか。
女性オーナーの優しさと心意気に心酔。次回はディナーにお伺いし、いろいろ揃っているというアラカルト料理を楽しみたいと思います。
場所
広東料理 八角(HAKKAKU)
(神戸市中央区多聞通2-1-4)
営業時間
ランチ 11:30~14:00
ディナー17:00~21:30