【ちいかわ】ハチワレ、キメラ化へのカウントダウン!?その正体、そして「強さ」への渇望に迫る!【ネタバレ注意】
この記事では、ハチワレの解説、そしてその正体やキメラ化のリスクについて考察しています。
※アニメや原作最新話までのネタバレを含みます。ご注意ください。
ハチワレとは
ハチワレ(はちわれ)とは、ちいかわのたいせつな親友です。ちいかわ世界では、言葉を話すキャラクタ―として初めて登場しました。
とてもおおらかで優しく、人が好い性格をしています。そのため、ちょっと相手を信じすぎるところも……。
ちいかわ族の中でもかなりの多趣味であり、カメラや料理、読書やギター演奏までこなします。アニメのエンディングテーマとなった「ひとりごつ」も、ハチワレの作詞作曲です。
ハチワレの誕生日は?
ハチワレは、2020年5月1日に初登場しました。そのため、ハチワレの誕生日は5月1日です。
また、ちいかわも誕生日が5月1日なので、二人は同じ誕生日ということになります!少し運命を感じますね。
ハチワレの声優は?
アニメでは、はじめから一貫して声優の田中誠人(たなか まこと)さんがハチワレを演じていらっしゃいます。
田中誠人さんは現在14歳。声変わりが始まったことで、「ハチワレの声が変わった!?」と話題になりましたが、声優交代の発表もないことから、しばらくはこのまま田中誠人さんがハチワレの声優を務められると考えられます。
声変わり後のハチワレも、なんだか味があっていいですよね!
ハチワレはなんの動物?
ハチワレのモチーフは、その名の通りハチワレ猫(頭の毛の色が八の字に分かれている猫)です。ナガノさんもハチワレの初登場時、「🐈」の絵文字つきで投稿していました。
ですが、あくまでモチーフというだけで、本物の猫ではありません。そのため、ハチワレはチョコレートや玉ねぎなど、猫が食べられないものも人間と同じように食べることができます。
ハチワレはなぜしゃべる?
ハチワレは、ちいかわ族の中でも珍しく言葉を話すキャラクターです。ハチワレの他に言葉を話せるのは、ラッコ先生やシーサー、鎧さんくらいしかいません。
それではなぜ、ハチワレは言葉が話せるのでしょうか。
これは、少々メタ的な視点から説明することができます。というのも、ハチワレが登場するまでは、ちいかわやうさぎ、くりまんじゅうといった言葉を話さないキャラクターが登場していました。しかし、言葉を話せないキャラクターだけでは、あまり複雑なストーリー展開にすることができません。そこで、ナガノさんは、言葉を話すキャラクターであるハチワレを登場させることで、ストーリーに奥行きを出させることにしたのです。
このように、ハチワレとちいかわは会話ができていることから、ハチワレの言葉が特別に私たちにわかるよう翻訳されていると考えることができますね!
ハチワレの危うさ
優しくてかわいらしいハチワレですが、少々懸念すべき点があります。それは、ちいかわの友人たちの中で最も「”強くなりたい”という願望」を持っているということです。
現在、ハチワレは草むしり検定勉強中のちいかわに先立って、ラッコから討伐における「戦い方」を教わっています。
そして、徐々に「力」がついてきているようで、ちいかわに討伐の楽しさをもらすシーンも登場しました。
ちいさくてかわいいキャラクターであるはずのハチワレが、このまま強さを求めていくとどうなってしまうのでしょうか……。
「あのこ」との共通点
ここで、ちいかわ族の中で「強さ」を選択したあるキャラクターが思い起こされます。
そう、「あのこ」です。
「あのこ」とは?
「あのこ」とは、ちいかわと一緒にシール貼りのお仕事をした仲間で、お菓子を分け合ったり、おそろいのパジャマを披露しあったりと、ちいかわとは友好的な関係を築いていました。
しかし、何がきっかけかは不明ですが、あるとき突然キメラ化してしまいます。そして、ハチワレの提案でちいかわたちが行くことになった初めての「大きい討伐」で、ちいかわと「あのこ」は再び邂逅を果たすのです。
「あのこ」は、カエルを指さし、あの時一緒にオフィスグリコを食べた仲間であることを伝えようとしますが、ハチワレが負傷したことでパニックになっているちいかわには伝わりませんでした。結局それ以来、ちいかわと「あのこ」は出会うことはありませんでした。
「あのこ」が強さに目覚める
「あのこ」はしばらく、ちいかわ族の頃のように木の実を食べて暮らしていました。しかし、自分をキメラだと思って討伐しにやってくるちいかわ族を撃退した際の「自分の力」に、どんどん溺れていってしまいます。
そして、終いに「あのこ」は、おそろしい所業に手を染めはじめるのでした……。
ハチワレも強さに目覚め始めている
さて、ここでハチワレと「あのこ」の共通点を見ていきましょう。
ハチワレは、最初はちいかわと同じように弱い立場でした。しかし、「強くなりたい」と願い、強くなるために努力して、実際に強さを手に入れ始めています。
もっとも、ただ強くなることには何の問題もありません、討伐は仕事上行わなければなりませんし、自身の生存率を上げるためにも強さは必要です。討伐のランカーたちも、強いままちいかわ族として討伐を行うことができています。
ここで問題なのは、ハチワレが、強くなり敵を圧倒できるようになったことを「楽しい」と表現している点です。
ラッコをはじめとしたちいかわ族における強いキャラクターが、敵を倒すことを「楽しい」と表現しているシーンはありません。むしろ、敵を倒すことを「楽しい」と表現しているのは……そう。「あのこ」。つまり、「キメラ化した側」です。
ハチワレは、ちいかわ族よりもキメラ化した元ちいかわ族と近い思考をしているのです。
パラレルワールド編における「ハチワレの姿」
また、パラレルワールド編における「ハチワレの姿」も、非常に問題です。
パラレルワールド編とは、ちいかわが謎の虫に刺され、看病しようとしたハチワレがその虫の作り出したパラレルワールドに吸い込まれてしまったエピソードです。
その世界では、ちいかわやうさぎがランカーになっていたり、ちいかぶが巨大化せず一緒にいたり、ゴブリンが友好的でオデと共に現在も交流があるなど、元の世界より「良い世界」となっています。おそらく、この世界ではちいかわが望むことが現実となっているのでしょう。
ハチワレは一瞬悩むものの、やはり元の世界がいいと考え直し、パラレルワールドの元凶である虫を倒そうと奮闘します。しかし、パラレルワールドの浸食が進み、ハチワレはパラレルワールドに順応した姿へと変貌を遂げていきました。
はじめは、ちいかわたちと同じように少し変わったくらいの様子だったのですが、ハチワレが虫を倒そうとすればするほど、その姿は「あるもの」へと変わっていきます。
そう。キメラです。
キメラ化したハチワレは、いとも容易に虫を手で叩き潰します。そして、こう叫ぶのです。
「簡単ッッッ!!簡単ッッ!!!」
この姿は、ちいかわが望んだものではないはずです。しかし、パラレルワールドは望んだ姿に形を変える世界。このハチワレの姿は、一体「誰」が望んだものでしょうか?
……それは、ハチワレ本人。この姿は、「強さ」を求めたハチワレの思いが具現化した姿なのです。
ハチワレはキメラ化してしまうのか?
このままいくと、遅かれ早かれハチワレはキメラ化してしまいそうです。なにせ、ちいかわ族とは「なんか小さくてかわいいやつ」。強さをもとめ、強さを楽しむような生き物はむしろ、なんかでかくて強いやつ、つまり「でかつよ」寄りなのですから。
しかし、ハチワレが必ず「あのこ」のようなキメラになってしまうとは限らないと考えます。なぜなら、ハチワレを「でかつよ」ではなく、「ちいかわ」に繋ぎとめる究極の存在がいるからです。
ちいかわがハチワレを繋ぎとめる!
ハチワレを繋ぎとめる究極の存在……。それは、ハチワレの大切な親友。ちいかわです。
パラレルワールド編で、キメラ化したハチワレはその世界のちいかわに拒絶されてしまいました。ハチワレはこのことがトラウマになっており、現実世界でも「ずっと友達でいてくれるよね?」とちいかわに尋ねています。
ハチワレの大切な親友であるちいかわが、ハチワレを見捨てずそばにいる。そこに、ハチワレをちいかわ族に繋ぎとめる鍵があると考えます。
ハチワレが仮に何かの拍子にキメラ化してしまっても、ちいかわが寄り添い助けることで、ハチワレが元の姿に戻ることも十分考えられます。
そうであれば、ハチワレがこれからたどるルートは、「あのこ」ルートではなく、仲間のために強さを発揮する「ラッコ」ルートなのかもしれません。
おわりに
いかがだったでしょうか。
ハチワレは重要キャラクターなので、簡単に「あのこ」のようにはなったりしないと思いますが、ところどころキメラ化を匂わせるような描写も存在していますので、一時的にでもキメラ化してしまうおそれはあります……。
ですが、そうなったとしても、きっとちいかわたちがハチワレを救ってくれると信じています!
かわいいだけじゃなく、ハラハラドキドキなちいかわのストーリーをこれからも一緒に追っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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