上越市中郷区の工場跡地から基準値の1万7800倍の水銀など検出 事業所の敷地内 市が周辺の地下水への影響調査
新潟県上越市は2025年4月15日、中郷区藤沢の事業所敷地内で、土壌汚染対策法が定める基準の最大1万7800倍の水銀などが検出されたと発表した。市は、この場所を土壌汚染区域に指定し、周辺の地下水への影響も調査する。
市によると、1区画10m四方の25区画のうち、22区画で総水銀が検出された。また、アルキル水銀、鉛、フッ素のいずれも基準値を超えていた。
市によると、検出場所は事業所の敷地内にある化学製品の工場跡地で、一般の人が立ち入ることはできないという。また、周辺に飲用井戸がないという。