Y校軟式野球 全国大会を前に南区役所へ 8月25日開幕、勝利誓う
市立横浜商業高校=南区南太田=の軟式野球部が8月25日に兵庫県で開幕する「第69回全国高等学校軟式野球選手権大会」に出場するのを前に、20日、選手らが南区役所を訪れ、意気込みを語った。
区役所を訪れたのは佐藤邦宏監督と選手やマネジャーなど21人。選手全員が自己紹介をした上で決意を述べた。杉本涼悟主将(3年)は「多くの方の期待を感じる。全国大会でしっかりとした姿を見せたい」と語り、3年前の選手権大会で初戦敗退だった先輩たちのためにもまずは1勝したいと誓った。
高澤和義区長は「全国大会出場は多くの練習を重ねてきた結果。南区民の思いを力に変えてプレーしてほしい」と期待した。
選手らは区職員が列を作り、拍手に送り出されて区役所を後にした。区職員の中にはY校出身者もおり、盛り上がりを見せた。
Y校は7月の神奈川県大会Aブロックで優勝。8月3、4日にあった南関東大会は神奈川、千葉、埼玉の各県代表チームで争われ、県大会Bブロック優勝の横浜隼人との決勝戦に1対0で勝利し、選手権大会出場を決めた。
選手権大会出場は3年ぶり8回目。過去には準優勝したこともある。大会は全国16チームによって25日から兵庫県明石市などで行われる。Y校は1回戦で昨年の選手権大会準優勝の天理=奈良県=と対戦する。