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「一輪車王子」木村柊弥さん(松戸市出身)本年度一輪車世界チャンピオン!

チイコミ!

「一輪車王子」木村柊弥さん(松戸市出身)本年度一輪車世界チャンピオン!

今年7月にアメリカ・ミネソタ州で開催された一輪車の世界大会UNICON(ユニコン)21(※)。その男子ソロ演技部門で、松戸市出身の木村柊弥(しゅうや)さん(23歳)が優勝しました。

※ユニサイクル・コンベンション(一輪車競技会)の略

松戸の一輪車クラブで仲間と技を磨く

木村さんに話を聞きに、松戸一輪車クラブ(通称MIC(ミック)/木村紋子代表)が練習を行う松戸市運動公園体育館を訪ねました。

木村さんはこのクラブに所属し、仲間と一緒に技を磨いています。

クラブの仲間や後輩たちと練習に汗を流す木村さん

ユニコン21での優勝は「自分でも意外だった」と控えめに喜ぶ、爽やかな青年です。

木村さんが一輪車と出合ったのは、常盤平第三小学校4年生の時。

当時硬式テニスをしていて体幹を鍛える必要があり、双子の姉がやっていた一輪車を一緒にやり始めたのがきっかけです。

それから、姉と双子の姉との3人で一輪車競技を続けてきました。

並行してテニスも続け、松戸市の強化選手に選ばれたことも。

現在、社会科教師として勤める母校でもテニス部の顧問です。

世界大会での演技。和を意識した衣装やメイクもこだわり

一輪車の魅力を一人でも多くの人に

木村さんの語る自身の強みはパフォーマンス(演技力)だそうです。

一輪車の魅力は、個人のテクニックとパフォーマンス、スピードと団体競技など自分に適した分野で競技が選べること。

「得意なことを伸ばしていく選択肢が多いのがいい」と語ります。

今後の目標を訪ねると「一輪車競技において世界で活躍できる後進の育成と、一輪車の魅力を広める機会を積極的につくり、より多くの人に実感してもらうことですね」と、はにかんだ笑顔で答えてくれました。

「後進の育成にも力を入れていきたい」と木村柊弥さん

体育館では、一輪車競技の楽しさに魅せられた若いメンバーたちが一輪車を軽やかに乗りこなし、ひらひらと元気に走り回る姿がとても楽しげでした。(取材・執筆/にゃっつ)

松戸一輪車クラブMIC
ホームページ/https://unicyclemic.grupo.jp/

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