2026年3月、福岡市植物園にバラ300種・600株、宿根草100種・1万株の「エントランスガーデン」が誕生!【福岡市中央区】
福岡市が行っている「一人一花運動」の拠点施設として、「一人一花運動を始めたくなるきっかけづくり」や「誰もが訪れたくなるワクワク感の向上」などの機能強化に取り組んでいる福岡市植物園に、2026年3月、新しいエリアとして「エントランスガーデン」が誕生します。さらにこの新しくなった植物園で同月に「Fukuoka Flower Show 2026」も開催されます!
新エリア「エントランスガーデン」について
福岡市で2026年3月に開かれる予定の花の祭典、「Fukuoka Flower Show」の主要会場となる福岡市植物園に、来場者を迎える新たなエリア、「エントランスガーデン」が整備されることになりました。
場所は、植物園入り口から入った正面のエリア。
芝生広場の西側、2025年度にリニューアルされたエリアの手前部分になります。
エントランスガーデンは約3,200㎡もの面積の中に、約300種600株のバラや約100種10,000株の宿根草などが植栽されます。
高島市長の発表によると、今年夏からリニューアル工事がスタート。約1億9,000万円をかけて整備されるのだそうです。
合わせて、緑と水盤のパーゴラやバラのアーチ、デッキテラス、ガゼボといった施設もより充実させる予定なのだそうです。
エントランスガーデンのイメージ図
入り口に近い場所には、緑と水盤のパーゴラ「サーキュラーテラス」が設置されます。
高さ3メートル、直径が16メートルの季節ごとに入れ替わる花や緑をまとった円形の日よけの棚が設けられ、その中央には「水盤」と呼ばれる深さ3センチほどの池が作られて季節の花や緑で飾りつけられる注目のスポットです。
緑と水盤のパーゴラ「サーキュラーテラス」
バラと宿根草のガーデン
バラのアーチ
その奥には、600株のバラと1万株の草花が彩る「バラと宿根草(しゅこんそう)のガーデン」などが整備されます。
同月には待望の「Fukuoka Flower Show 2026」も開催!
2018年に始まった「一人一花運動」は、多くの市民の協力によって大切に育まれ、今では福岡の街を彩る象徴的な取り組みへと成長しています。
この動きをさらに広げようと、福岡市では「花とみどりあふれる街・福岡」というイメージを国内外へ発信し、花や緑に関わる人材や活動の裾野を広げていく方針です。
その集大成として、2026年春には「Fukuoka Flower Show 2026」が開催予定となっており、福岡の街全体が花と緑でにぎわう特別な期間となりそうです。
同ショーに合わせて整備が進められている「エントランスガーデン」も、完成とともに一般利用が開始される見込みで、リニューアル工事中も福岡市植物園への入園は通常通り可能とのことです。
■「Fukuoka Flower Show 2026」の開催に先駆け、今年3月にはプレイベントも開催されました。その模様はフクリパの過去記事でご紹介しています。
華やかに開幕「Fukuoka Flower Show Pre-Event」初日レポート!27日のフラワーセールも要チェック
https://fukuoka-leapup.jp/entertainment/202503.50715
この歴史的なプロジェクトは、福岡の街に新たな文化を根付かせ、日本全国、さらには世界中の人々を魅了する一大イベントとなることでしょう!
Fukuoka Flower Show 2026
■日程:2026年3月22日(日)~26日(木)
■場所:福岡市植物園
■内容:ガーデンコンテスト、ベランダガーデン、物販・飲食出店など
※イベントの詳細については、今後決まり次第、順次発表されます。
花とみどりあふれるまち・福岡のイメージを世界に発信する福岡市の「一人一花運動」。この新しくなる福岡市植物園を拠点に、さらなる広がりが期待されますね!
福岡市植物園
■住所:福岡市中央区南公園1番1号
■開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
■休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、年始年末(12月29日~1月1日)
■入園料:大人 600円/高校生 300円/中学生以下は無料
■公式サイト:https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/zoo/