赤れんが庁舎リニューアル!白い恋人…赤レンガスイーツラボ登場!初のカフェやレストラン話題
札幌のシンボル、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)は2019年から約6年かけて保存修理工事を実施し、2025年7月下旬にリニューアルオープン。
柴田平美アナウンサーと板橋未悠アナウンサーが、リニューアル後の赤れんが庁舎の魅力に触れてきました。
白い壁に赤いじゅうたん。静かに響く足音。まるで明治の時代に迷い込んだようなクラシカルで上品な空間が広がっています。
赤れんが庁舎の記憶は今もこの場所に息づいています。
老朽化が進んでいた建物に、レンガの入れ替えや屋根の修復、耐震工事などを施しました。歴史的意匠を残しつつ、安全性や快適性を向上させています。
「当時の姿を残したまま、より強くきれいに手を加えています」と話すのは、北海道赤れんが未来機構の小川莉乃さん。
柴田アナウンサーも「確かに昔ながらの趣がしっかり残っていますね」と、修復技術の高さに感じ入った様子です。
常設展示では、開拓の歴史や北海道の未来像を紹介。
AR(拡張現実)やデジタルサイネージなど最新の技術を活用し、「楽しく学べる体験型展示に生まれ変わっています」(小川さん)。
屋根の上にそびえる八角塔は、赤れんが庁舎の象徴。これまで非公開だった八角塔展望バルコニーが、今回のリニューアルを機に一般公開されました。
らせん階段を抜けた先には、札幌の歴史を見渡せる特別な景色が待っています。
建ち並ぶビルの合間に、まっすぐに伸びる開拓使通り。普段は見上げている木々の緑が眼下に広がり、きれいです。
心地よく吹く風の中で、開拓の歴史に思いをはせてみませんか。
1階には、カフェやレストランがオープン。赤れんが庁舎の140年近い歴史で初めて、飲食店が登場します。
カフェは「白い恋人Akarenga sweets labo」。“お菓子の研究所”をコンセプトにしたISHIYAの直営店で、北海道の“おいしい幸せ”が詰まっています。
レストランは、「HOUSE.H」。
「maze」「発酵ヤード」といった道内で有名な飲食店を手掛けているノースグラフィックによる新店で、北海道の食材をふんだんに楽しめる料理を提供します。
「気軽におでかけできる場所として、皆様に楽しんでいただきたいです」と小川さん。
観光客が楽しめるのはもちろん、赤れんが庁舎を日ごろ見慣れている札幌市民も、訪れてみると新たな発見がありそうです。
北海道庁本庁舎(赤れんが庁舎)
住所:札幌市中央区北3条西6丁目1
定休日:年末年始と11月16日
入館料:一般300円、大学・高校生200円、中学生以下無料
展望バルコニー観覧料:1200円(小学生以上)
*「いっとこ!」7月19日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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