音訳ボラ養成無料講習会 5月から 上野点字図書館
三重県伊賀市の上野点字図書館(上野寺町)は5月から、音訳ボランティアの養成講習会を開催する。受講無料。
音訳とは、視覚障害や高齢などの理由で文字を認識しにくい人のために、書籍や雑誌などの内容を音声で聴けるようにすること。
同図書館は伊賀市社会事業協会が運営。昨年4月1日現在で、蔵書数は点字図書が5408冊、録音図書が1万1700冊、ボランティアは点訳が16人、音訳が40人となっている。
講習会は全24回で、5月14日から11月5日までの毎週水曜(8月6、13日除く)午前9時30分から2時間。文字や写真、図や表などの情報を音声で聞き手に正しく伝える知識と技術を習得する。
定員は10人程度で先着順。対象は、全日程に参加でき、受講後もボランティア活動を続けることができる人で、自宅のパソコンで基本操作ができる人。受講希望者は4月14日から同30日までに、電話または同協会ホームページ内のブログ(https://www.iga-sjk.or.jp/category/disabilities/ueno-tenji-library/)の案内から申し込む。
申し込み、問い合わせは同図書館(0595・23・1141)まで。