「1,500万円貯めた節約主婦」があえてお金をかける“3つのもの”「がまんしなくていいんだ…!」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。貯金ゼロから1,500万円貯めたわが家、これまでいろいろな節約をしてきましたが、決して無理やがまんばかりしているわけではありません。節約は細く長く続けるものだからこそ、“お金のかけどころ”もしっかり決めています。ここでは、ストレスなくお金を貯めるために、わたしが「お金をかけているもの」をご紹介します。
化粧品
コスメ類は、「プチプラだから」という理由では買いません。もちろん安く済むのが理想的ですが、30歳を過ぎてから肌や髪のお手入れは必須。自分の体質に合うものを使いたいので、少し高くても“いいもの”を購入しています。
デパコスも使いますが、一度買えば数カ月もつので意外とコスパは悪くありません。メイク用品もお気に入りのものを飽きずに長く、大切に使っています。お気に入りにかこまれた暮らしは、仕事や家事のモチベーションもアップしてくれるので、結果的にメリットが大きいです。
財布
財布は“あえて”少しいいものを使っています。いい素材の財布は耐久性があり、長く使えるので、結果的にコスパがいいんです。
ただ値段が高い財布を買ったり見栄で選んだりするのではなく、自分に合う財布を使うことが大前提。お気に入りの財布をもつと「大切に使おう」という意識が増すので、自然とレシートや不要なカードを溜め込まなくなります。
勉強・教育
節約していても、資格や学びたいことにお金を使うのは惜しみません。わたしも資格をとるのが好きで、年に1〜2のペースで勉強しています。
資格をとるのには教材や受験料がかかりますが、新たな仕事やキャリアアップにつながってプラスになる可能性もあるんです。
子どもの教育に対しても同じ考えで、教育費の積み立てはしっかりと。興味のある習いごとはもちろん、塾代も成長に必要な“ケチってはいけないお金”だと思っています。
自分や家族へ投資する出費は、決してムダ遣いではありません。
お金の使い道を決めておく
ただ節約を続けると、「なんのために頑張っているんだろう……」と心が折れてしまいます。暮らしの幸福度を下げずに取り組むためにも、頑張る理由やお金のかけどころを決めることが大切です。
お金の使い道は人それぞれ。メリハリのある使い方をして、ゆるく長く節約ライフを続けましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア