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猫との『遊び』をサボると起きるトラブル3選 遊ぶことが猫にはどれだけ大切か知って

ねこちゃんホンポ

1.猫との信頼関係を築けない

猫と一緒に遊ぶことは、コミュニケーションの一環でもあります。遊ぶ時間が減ると、猫は「この人は自分に関心がない」と感じて次第に距離ができてしまうかもしれません。

とくに甘えん坊な猫は、遊びを通じて愛情を確認するため、遊んでもらえないと寂しさから無気力になり、活発な時間帯でも寝てばかり過ごすことが多くなります。

猫と遊ぶときは、なるべく名前を呼んだり、飽きさせないように工夫した動作を心がけましょう。

毎日の遊びの中で猫に喜びや満足感を与えることができれば、飼い主さんに対する良い印象が強くなって、少しずつ信頼関係を築くことができるのです。

2.健康上のトラブルが起きやすい

猫にとって運動不足は肥満の原因となり、さらに糖尿病や関節疾患などの病気を引き起こす可能性があります。とくに室内飼いの猫は、決められた範囲内でしか行動できず自由に運動する機会が少ないため、飼い主が意識的に遊ぶ時間を作るようにしましょう。

たとえば猫じゃらしで上下運動を取り入れると、大きなエネルギーを使うため運動不足の解消には効果的です。

食べることが好きな猫の場合、知育玩具であれば少量のおやつでも時間をかけて遊びながら運動することができます。遊びを通じて適度な運動を習慣にすれば、猫の健康維持につながります。

3.ストレスによる問題行動が増える

猫は狩猟本能を満たすことでストレスを上手く解消しています。そのため、十分に遊べないとストレスがたまり、問題行動を繰り返してしまうことがあります。

たとえば、飼い主さんにアピールするかのように「前足で物を落とす」「壁を引っかく」「突然噛みつく」「トイレ以外での粗相」などといった行動が起こりがちです。

活発な猫ほど影響を受けやすく、遊び足りないと夜中に走りまわって大暴れすることも少なくありません。

こうした行動を防ぐには、可能であれば1日2回以上、10分〜15分程度の遊び時間を確保するのが理想です。おもちゃを使った「狩りごっこ」を毎日行うことで、猫の心と体を健康的に保つことができます。

まとめ

猫との「遊び」をサボると起きるトラブルは、ストレスや問題行動を引き起こし、肥満などの健康リスクを高めてしまうことです。さらに、毎日の刺激の少なさから活力がなくなり、やがて飼い主との絆にも悪影響を及ぼします。

こうしたリスクやトラブルを大きく減らすためには、なるべく1回10分の遊びを1日2~3回取り入れるようにして、心身の健康を維持してあげましょう。

おもちゃを使った狩りごっこや、ご褒美を活用した遊びなどは、猫の本能を満たしながら信頼関係を深めるのに効果的です。

毎日の少しの工夫で、猫の暮らしが充実し、お互いにとって楽しい時間が増えるはずです。今日からぜひ遊びの時間を大切にして、愛猫とのかけがえのない時間を過ごしていきたいですね。


(獣医師監修:加藤桂子)

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