「ただいま」と帰りたくなる慣れ親しんだ味にほっこり♡ 「キッチンみかげ」がオープン【岐阜・岐阜市】
2024年10月、岐阜市にオープンした「キッチンみかげ」。
「ごはんと本と珈琲」というコンセプトのもと、店主の篠田さんが「毎日食べても飽きないように」と日替わりの定食とスイーツ、本を提供しています。
本好き店主が一人で切り盛りする店
以前まで「軽食スワン」があった場所を譲り受けて店をオープン。鍋をモチーフにしたかわいらしい看板が目印です。
店に入るとアンティークに囲まれた落ち着きのある空間が広がっています。
店名は、店主が大切にしている吉本ばななさんの小説『キッチン』と、物語に登場する主人公の「みかげ」から命名。店内の本棚には、岐阜県東白川村にある古書店「Gifuto」がセレクトした本も販売しています。
店内のカウンターからは、一食ずつ丁寧に調理をしている様子も。調理師としての経験を持つ店主の篠田さんは、前職での経験や料理好きが高じて独立を決意したんだとか。
“プルフワ”の食感を追求した「だしまき卵定食」
名物は、岐阜市「棚橋ファーム」のブランド卵「醍醐卵」を贅沢に3個も使用した「だしまき卵定食」です。注文を受けてから巻き上げるだし巻き玉子は、カツオと昆布からとった出汁を5:5の割合で配合しており、仕上げにオリジナルの刻印を付けたら完成! 黄金色に輝くビジュアルに食欲を掻き立てられます。
「だしまき卵定食」(1200円)
出来たてのだし巻き玉子は、口に入れた瞬間に出汁が“じゅわり”。箸を入れるだけで伝わるフワフワとした食感はもちろん、玉子の濃厚さも特徴です。
さらに定食に付く3種のおばんざいも忘れてはならない名脇役。野菜のおいしさを見極めて、洋風の味付けにしたり和風にアレンジしたりと毎日違う味を提案してくれます。
米は文化鍋でじっくり炊くことで、おこげができて粒立ちも◎。白米または炊き込みご飯から選べるのがポイントです。
本を読みながらティータイムも♡ カフェメニューも充実
「バナナのブレッドケーキ」(500円)、「コーヒー」(450円)
甘さ控えめに仕上げた「バナナのブレッドケーキ」など、スイーツメニューも展開。季節のフルーツを使った限定の一品から、プリンなどの定番メニューまでがそろいます。ラインナップは店主の気まぐれのため、訪れた際に黒板のメニューをチェックしてくださいね。
いかがでしたか。店主の思いがたっぷりと詰まったこだわりの定食とスイーツだけでなく、店主の笑顔にも癒されること間違いなしです。「キッチンみかげ」に足を運んでみてください。
キッチンみかげ
問い合わせ
070-8354-0875
場所
岐阜県岐阜市高岩町30 ハイロッキービル1F
営業時間
11:00~15:00、18:00~21:00(LOは閉店の各30分前)
定休日
日~火曜
駐車場
なし
支払方法
カード・電子マネー可
Instagram
@kitchen.mikage1030予算
昼夜1000円
アクセス
名鉄「名鉄岐阜駅」より徒歩で約15分
写真/北川友美
※価格はすべて税込み表記
※掲載内容は2025年5月時点の情報です