世界とつながる、未来をひらく。「大阪・関西万博」いよいよ開幕!
【大阪・関西万博 開幕】
大阪・夢洲で始まった「大阪・関西万博」。
国内外のさまざまなパビリオンがずらりと並び、未来を体感できるワクワクが詰まった場所です。
まだその全貌は見えてきていませんが、じつは万博会場には滋賀の要素もたっぷり!
ひと足先に万博会場を取材したしがトコ編集部目線で、万博の見どころをご紹介します。
やっぱり万博はすごかった!ワクワクが詰まった会場の様子を一挙ご紹介
夢洲駅へ降り立つと、一気に万博ムード全開!
大階段のその先が東ゲートです。
青空にはためく万国旗。
大阪・関西万博には161の国が参加しています。
世界と出会える場所、それが万博です!
近くで見るとよりその大きさや迫力に圧倒!
世界最大級の木造建築「大屋根リング」は、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表す万博会場のシンボルとなる建築物です。
リングの下が通路や休憩スペースになっています。
所々に、飲み物の自動販売機や無料のウォーターサーバも設置されていました。
大屋根リングの輪の中には、各国の趣向を凝らしたパビリオンが立ち並び、見て回るだけでも楽しい!
アイルランドパビリオン
オーストリアパビリオン
スペインパビリオン
フランスパビリオン
オーストラリアパビリオン
未来が体感できるシグネチャーゾーン
取材日は、メディアアーテイスト・落合陽一さんも自身がプロデュースするパビリオン「null2」前に!
万博の目玉となっているのは、8人のプロデューサーが主導する「シグネチャーパビリオン」。いのちをテーマに近未来な展示が行われています。
デジタルやアンドロイドなど、未来への期待や警鐘を感じさせる独特な世界観が広がっていました。
パビリオンに寄っては、入館に事前予約が必要なところもあるので、行く前のリサーチはがかなり重要です!
また、会場内はキャッシュレス化されてるので、現金がほとんど使えません。
お気をつけください!
時間が許すなら、ぜひ大屋根リングに上がって、万博全体のワクワクした空気感も味わってみてください!
じつはこれも滋賀に関わりが!万博会場で滋賀を発見
シグネチャーパビリオンのひとつ「いのちの未来」は、ロボット工学の第一人者である大阪大学の石黒浩教授がプロデュース。
じつは石黒教授は、滋賀県高島市出身って知ってましたか?
アンドロイドが暮らしを支えるようになる50年後の社会や、1000年後の“いのち”について考えさせられる展示は必見です!
この大きな石を使った建物は、なんだと思いますか?
これは、大阪城再建のために400年前に切り出され使わないまま残されていた、通称「残念石」を使ったトイレです。
このトイレを設計した建築家・大野宏さんも滋賀県近江八幡市出身なんです。
また、国内パビリオンのひとつ「関西パビリオン」には、滋賀県を含む9つの府県が参加し、各府県が体験型の展示で特色や魅力を発信しています。
滋賀県は、大きなスクリーンと世界初の空間アート装置「Kinetic Light Vision(キネティック・ライト・ビジョン)」を活用。
直径45ミリの球体が450個が、映像と連動しながら、やわらかく滑らかに動き、琵琶湖の波や桜の花びら、蛍、炎となって、滋賀の四季を演出しています。
西ゲート横に広がる「フューチャーライフビレッジ」には、万博用に開発されたリサイクル陶土を使った信楽焼のテーブルとスツールも!
信楽焼といえば、1970年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」や、90年の国際花と緑の博覧会(花博)にも深いつながりがある焼き物の産地なんですよ。
■関連記事:太陽の塔は信楽でつくられた!?岡本太郎が愛した焼き物の聖地
水が使われているパビリオンも多くあったのですが、それも元を辿れば琵琶湖の水かも!?
なんだか他人事のように感じてた万博も、滋賀とのつながりを知ると身近に感じてきませんか?
「日常では出会えないものが、ここにある」。
まさに万博では、そんな未知との出会いが待っています。
訪れるときは、ぜひ万博のなかの滋賀も探してみてください!
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