お風呂場の“隠れカビ”に注意→浴室で見落としやすい“3つの場所”
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。しっかりとカビ対策をしていても汚れやすいお風呂場。見た目はキレイでも、カビがひっそりと繁殖しているかもしれません……。ここでは、浴室で見落としやすい“隠れカビ”が生える場所をご紹介します。
隠れカビその1.ゴムパッキンの裏
ドアレールには汚れや黒カビが溜まりやすいため、こまめにお手入れしている方は少なくないはず。しかし、ドアについているゴムパッキンはどうでしょうか?
パッキンの裏側は目につきにくいため、うっかり見逃しやすい場所。水気が溜まることから、掃除し忘れるとカビがどんどん繁殖します。
ドアレールを掃除する際は、パッキンの裏側までしっかりと汚れを除去しましょう。
隠れカビその2.カウンター部分
お風呂場のカウンターは、視野から外れる裏側や下部にあたる部分にカビが生えやすいです。下からのぞいてみて、黒い斑点や汚れがついていたら、それは間違いなくカビ。
早めに対処しないとカビが広がってしまいますので、定期的にチェックしてカビを撃退しましょう。取り外せるタイプのカウンターは、月に1〜2回の頻度でしっかり掃除をすると清潔に保てます。
隠れカビその3.エプロン内部
浴槽の側面が取り外せる場合は、内部も定期的なお手入れを行いましょう。エプロンと呼ばれるカバーの内側は密閉空間になるため、カビが生えやすい環境です。
しばらくエプロンを触っていないという方、もしかするとカビの巣窟になっている可能性も……! がっちり溜まったカビも、浴室専用のカビ取り剤でキレイになりますので、この機会にチェックしてみましょう。
「隠れカビ」を放置しない
隠れカビは、ふだん目につかない場所に生えることが多いです。意識的に探さないと見つけられないからこそ、隠れて繁殖し続けます。
キレイなお風呂場を維持するためにも、隠れカビをそのままにせず定期的なお手入れで撃退しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア