小中高生の投票への思いを作品に 港北区内各地で巡回展
港北区内各地で1月から、2024年度「明るい選挙メッセージカードコンテスト」の入賞作品が展示されている。同コンテストは港北区明るい選挙推進協議会(事務局/港北区総務課統計選挙係)により、昨年度から始まった。将来の有権者である児童、生徒たちの政治や選挙に対する関心を高め、若年層の投票率向上を目的としている。
前回はイラスト作品のみだったが、今回から作文が新たに加わり、区内の小・中学校、高校の協力のもと、全668点が集まった。作品には、投票することへの期待感や参加の重要性などが落とし込まれている。高校2年生の作品は事務局が預かり、有権者となる18歳の年度に制作者の手に戻される。同係長の伊藤智啓さんは、「18歳になっても選挙に興味を持ち続けてほしい」と話した。
入賞作品は巡回展示されており、現在は港北区役所(2月28日まで)とイオン横浜新吉田店(16日まで)で見ることができる。同店に来店し作品を見ていた21歳の男性と18歳の女性は、「(投票することに対して)深く考えられていてすごい」と話した。
17日からは市営地下鉄新横浜駅に並べられ、ほかの商業施設でも巡回される。さらに、3月には東急バス車内(新羽営業所の路線バス)にも展示される。場所や期間などの詳細については区のHPから確認を。