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AIモデルはファッション業界で主流となるか サザビーリーグがAI model社に出資

セブツー

サザビーリーグは11月1日、AIモデルを提供するAI model(本社:東京都港区、代表:谷口大季)に出資したと発表した。サザビーリーグは、2022年4月からスタートアップ企業に出資を行うコーポレートベンチャーキャピタル事業に取り組んでおり、AL modelへの出資は9社目となる。

AI modelは2020年8月に創業し、AIの開発やDX支援などを手掛けており、独自開発したAIで生成したAIモデル画像を販売している。AIモデルのメリットは、カメラマンやスタイリスト、ヘアメイクなどの撮影スタッフや撮影スタジオが不要のためコストダウンになる。モデルを含め、撮影スタッフらの日程調整も必要ないため、時間のショートカットにも繋がる。使用期間などの権利関係もモデル事務所に所属するファッションモデルと比較して、優位な場合もある。

また、一般的にアパレル商品をEコマースで販売する際、商品のみの画像よりモデルが着用した画像の方が売り上げが高い傾向がある。こうしたことから、今後はアパレル業界においてAIモデルを導入する企業が増えると見られている。サザビーリーグが展開する「ロンハーマン(Ron Herman)」や「コヒナ(COHINA)」といったブランドとの親和性も非常に高いとしており、AIを活用した販路拡大などを支援しながら、自社のEコマースでも活用していくと見られる。

サザビーリーグのコーポレートベンチャーキャピタル事業が2022年に実施した1号案件は、日本固有種のサクラマス種苗の研究開発・生産・販売を行っている大学発スタートアップのSmolt(本社:宮崎県宮崎市、代表:上野賢)への出資だった。2022年9月には京都のラーメン店「麺屋 猪一(めんや いのいち)」「麺屋 猪一 離れ」を運営するエスエフピーダイナースの全株式も取得している。

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