高級魚アマダイ釣りでシロアマダイ混じりに40cm超え本命が顔出し【神奈川・ちがさき丸】
12月19日(木)、神奈川にある釣具店・フィッシング相模屋が提供するFm yokohama 84.7「The Burn」の番組内「爆釣モーニング」の実釣取材で、相模湾茅ヶ崎のちがさき丸へDJの井手大介さんとアマダイ釣りに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・平賀精一)
ちがさき丸でアマダイ釣り
当日は、この釣り初挑戦の釣り仲間を含む8人で釣行。船宿に向かう5時の気温は5度。それほど寒く感じないが、海上は北風が強く、途中みぞれが降った。どんな状況でも、防寒対策は万全に備えるべきと実感。
7時に出船。まず、相模川河口周辺の水深50~60m前後でシロアマダイを狙う。
開始まもなくヒット。初めは手巻きで慎重に数m巻き、引きの様子を見ながら電動のスイッチオン。竿がクンックンッ、クーッと海面に引き込まれるのをみて「本命では?」と、釣り上げるのを待つ。
シロアマダイ登場
「アマダイっぽいのは間違いなさそうですね」。残り20m辺りで三段引き。海面をのぞき込むと白い魚体が見えた。「やった~、アマダイだ~」、しかもシロアマダイ。井手さんは「ま・ぼ・ろ・し~」と嬉しそう。
初のシロアマで幸先がいい。こうなったら紅白揃えてもらいたいところだが、すぐにその瞬間は訪れ、続けてアカアマダイをゲット。あっという間に紅白を釣り上げた。その後も好調で、2時間半で4尾の本命を手に。
本命ヒットに笑顔
初挑戦の荒井さんは、ご主人と参加。電動リールも初めてと聞き隣でサポート。仕掛けを海底まで下ろしてもらい、底ダチを説明。海底を叩くように3、4回小突き、オモリを少し持ち上げるくらいリールを巻いてもらう。仕掛けがナジんだところで、さらに1m上げてアタリを待ってもらう。
竿で聞き上げるのは難しいかもと、そのまま1m上げる。これを一定の間隔で繰り返す。5~6分アタリがないようなら、一度巻き上げてエサを確認して再投入。
初の本命は開始20分ほどできた。竿先がモゾモゾッと動くアタリに、「まだアワせないで、もう少し引き込まれるまで待って」。クイックイッ、「もう少し」、ここでククッと竿先が入った瞬間、「今です、アワせて」。竿先が叩かれる。
「きた、きた~」、初のアマダイかも知れない引きに笑みがこぼれている。上がってきたのは小型ながら本命。
初挑戦で42.5cm浮上
さらに20分後「きた~」と声が聞こえて振り向くと、先ほどより明らかに強い引き。今度は初めから終わりまで1人で掛けた。「大きそうですね」と声をかけて見守る。残り10m、海面を見ていると「デカい、デカい」。タモでしっかりキャッチして取り込んだのは42.5cm。
夢の高級魚を集中
初めは左舷側で多くのアマダイが取り込まれたが、水深80~90m前後に移動した後半は右舷側でも上がりだし、1~4尾の釣果。しかも良型交じりだ。
やはり、アマダイは船釣り入門でも、高級魚が釣れる夢のあるターゲット。
なお同宿は、「船釣り入門パック」というサービスがある。竿&リールセット、仕掛け1枚にエサ、氷1個が付く。何を用意すればいいか分からない入門者をサポートしてくれる。
食堂で料理に舌鼓
帰港後は併設のちがさき丸食堂で、しらす丼プレートが食べられて、釣れた魚があれば5尾まで食事の間に捌いてくれるうれしいサービス付き。船釣り未経験の人は、ぜひ利用してほしい。
<週刊つりニュース関東版 平賀精一/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年1月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。