ヒュー・ジャックマンとケイト・ハドソンがミュージカル映画『Song Sung Blue』で共演 ─ ニール・ダイアモンドのトリビュートバンド夫婦を描く
『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役や『グレイテスト・ショーマン』(2017)で知られるヒュー・ジャックマンと、『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』(2022)などに出演しているケイト・ハドソンが、ミュージカル映画『Song Sung Blue(原題)』で共演することが明らかとなった。 米が報じている。
Focus FeaturesとDavis Entertainmentが製作する『Song Sung Blue』 は、グレッグ・コーズ監督による2008年の同名ドキュメンタリー映画が下敷きとなる。運に見放されたミュージシャンのマイク&クレア・サーディナが、ニール・ダイアモンドのトリビュートバンド「ライトニング&サンダー(Lightning & Thunder)」を結成し、地元でアイコンになっていく実話が描かれる。この映画タイトルは、1972年にリリースされたダイアモンドの曲と同名だ。
ジャックマンがマイク・サーディナ役、ハドソンがクレア・サーディナ役で主演する。『&ウルヴァリン』にウルヴァリン役でカムバックして話題をさらったジャックマンはもともと舞台出身で、『レ・ミゼラブル』(2012)や『グレイテスト・ショーマン』で歌唱力を証明済み。2025年には、自身のミュージカルキャリアの集大成的な定期公演『From New York With Love』をする予定だ。
対するハドソンも、ミュージシャンのシーアが監督デビューを飾った音楽映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』(2021)で素晴らしい歌声を披露しており、2024年5月にはデビューアルバム『Glorious』をリリースした。『Song Sung Blue』では、確かな歌唱力を誇るジャックマンとハドソンが見せるデュオ・パフォーマンスに注目したい。
脇を固めるキャストは、『ラブリーボーン』(2009)のマイケル・インペリオリ、『パーマー』(2021)のフィッシャー・スティーヴンス、『砂上の法廷』(2016)のジム・ベルーシ、『マザーズデイ』(2016)のエラ・アンダーソン、シンガー・ソングライターのキング・プリンセス、『自由への道』(2022)のムスタファ・シャキール、ハドソン・ヒルバート・ヘンスリーほか。
監督・脚本を務めるのは、ラップ業界を描いた音楽映画『ハッスル&フロウ』(2005)や、音楽ダンス映画『フットルース』(1984)のリメイク版『フットルース 夢に向かって』(2011)などを手がけたクレイグ・ブリュワー。音楽映画の製作で培った経験が、どのように活かされるか期待がかかる。プロデューサーにはブリュワーのほか、Davis Entertainmentのジョン・デイヴィスとジョン・フォックスが名を連ね、グレッグ・コーズと『AVA/エヴァ』(2020)のエリカ・ハンプソンが製作総指揮を担う。
映画を開発するFocusが全世界における権利を保有し、ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルが国際配給を担当。『Song Sung Blue(原題)』の公開時期は未定。
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