身長160センチ、体重25キロの女性「踊る骸骨」と揶揄されるも「もっと痩せたい」(中国)
中国版TikTok「抖音」で「婷子宝宝」として知られる女性に対し、健康への懸念の声があがっている。女性は身長が160センチにもかかわらず、体重が25キロしかなく「もっと痩せたい」と主張しているという。ネットメディア『Oddity Central』などが伝えた。
【写真】中国版TikTok「抖音」に笑顔でダンスを披露する女性
広東省広州市出身で「抖音」に4万2000人超のフォロワーを持つ、踊るTikToker「婷子宝宝、以下婷子さん」が注目されている。
日本人女性の場合、身長160センチの標準体重は約56.3キロと言われるが、婷子さんの体重は約25キロと半分にも及ばないためで、鎖骨や背骨が浮き上がり、まさに骨と皮の状態だ。
しかしながら婷子さんは、カメラの前でその細すぎる手足を惜しみなく見せ、笑顔でダンスを披露しており、ネチズンからは「踊る骸骨」「歩く骨」などと揶揄されている。
そんな婷子さんのことを「美しい」と捉える人は少数派で、ネチズンの多くは次のようなコメントを寄せていた。
「絶対どこかおかしいはず。今すぐ医師の診察を受けるべき。」
「体重が25キロしかない成人を初めて見た。」
「あんな細いのに踊ったら、骨が折れてしまいそう。」
「見ているだけで怖くなる。」
「オーマイガー。踊っているうちに死んでしまうのではないかと心配になるよ。」
ただ婷子さんは、これだけ心配の声があがっても全く気にしていないようで、体重を頻繁に測定しては公開している。そして「もっと痩せたいの!」と希望を述べ、中国ネットメディア『大众网』のインタビューでは次のように明かしていた。
「私は極度に痩せている今の状態がいいの。体重もコントロールできているし、痩せているからといって人生に悪影響を及ぼしてはいないのよ!」
ちなみに「痩せすぎ」のインフルエンサーといえば昨年10月、米マサチューセッツ州出身の摂食障害の女性にも「命が危ないのでは?」といった心配の声が寄せられていた。
また昨年7月には、ロシア出身のインフルエンサー(39)が少なくとも10年間、生の野菜と果物、ナッツ類だけを摂取する「ローヴィーガン(Raw Vegan)」に徹した末に死亡していた。
画像は『星島日報 「活骷髅︱160CM重仅25公斤仲要再瘦 广州播主玩命式减肥︱有片」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)