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相川茉穂と毎月お届け。プレスルームにおじゃマンボ! vol.5

GIRL

vol.5 CAMPERLAB

2015年にスタートした〈カンペール(CAMPER)〉のエクスクルーシブライン。2019年からはアキレス・イオン・ガブリエルがクリエイティブディレクターを務め、メインラインと一線を画す実験的な遊び心溢れたアイテムが揃う。

派手さのなかに宿る、テクニカルなディテール。

まず茉穂ちゃんがピックアップしたのは、SSコレクションのキーカラー蛍光イエロー。少し緑がかったライム感のあるカラーです。

上二足はフィンランド語の古い言葉で“スリッパ”を表す「Tossu」。その名の通り、スニーカーなのにさらっと履ける軽やかさが特徴です。そのワケは…?

気になる履き心地は「スニーカーとしての安心感もありつつ、靴下を履いているような不思議な感覚!」とのこと!

スニーカーは搭載している機能によってパーツが細かく分かれているイメージが強かったので、一体型なのにデザインのディテールにこだわりながらここまでのボリューム感があるのが驚き。「Tossu」は3Dプリンターで形成していて接着剤を使用していないから、環境にやさしいという点も素敵ですよね! スペイン語で“嵐”を意味する「Tormenta」という名前が付けられたモデルは、シューレース部分やアッパーだけでなくソールにも渦巻いたデザインが施されていてこだわりを感じます。

実直なイメージを払拭する、デコラティブな遊び心。

シューレースと同じパープルのレースアップデザインが目を引く、2023年秋冬コレクションの「Eki」。ソールとアッパーを繋ぐステッチとボリュームのあるソールも相まってデコラティブに。

「土踏まずが高い感じがする!」と、ソールのボリュームを体感する茉穂ちゃん。

インソールに入った「カンペールラボ」のロゴはモデルごとにカラーチェンジしているので、シューズとマッチした色合いになっています。

“狂った寒色好き”(cf:おじゃマンボVol.4)の茉穂ちゃん。ブルーのハラコ素材のローファーにテンションが上がっていました。

アッパーがブルーのハラコで覆われたローファーは、今回見た全コレクションのなかでもいちばん自分のワードローブに合う気がしてお気に入りでした! 一見派手な素材だけど、形はクラシカルだしつま先にかけてのカーブと丸みのあるトゥのおかげで尖って見えないので、モノトーンの服を着るときはひとさじの差し色になってくれるし、色のある服に合わせても浮かずに全体を調和してくれそうな気がします。インソールにあしらわれたロゴが、シューズのカラーリングとさりげなくマッチしているところにキュンとしました。

農夫にインスパイアされた、楽しげな足元。

左は粘土のようなテクスチャーのソールが特徴的な、2024年春夏に新たに登場する「VAMONOS」。〈カンペール〉のモデル名はソールの種類で括られているんです。

茉穂ちゃんがピックアップしたのはパープルの「Traktori」。紫やピンクが今季のキーカラーなんだとか。

「ジップの曲線もかわいい!」と茉穂ちゃん。

3カテゴリーのなかでもブーツは特にワントーンのカラフルなものが揃っていて、並べて眺めているだけでも楽しい気持ちになりました。 スペイン語でブランド名の由来になっている「農夫」から受けたインスピレーションが最も反映されている「Traktori」は、ブーツというよりも本当に長靴に近い履き心地で、ゴムでしっかり地面を踏みしめているような感じがしました。履き心地のいなたさとは裏腹に、カラーバリエーションがこんなにも鮮やかなところに「カンペールラボ」らしさを感じます。

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