【北区】太平エリア 魚介好きが集まる「ラーメンstyle 丸ふ」で絶品魚介ラーメン2杯食べてきた
こんにちは。久々のラーメン記事にニヤついているライターのLDです。
告白します。実は私、ラーメンが好きです。ラーメンもきっと私のことが好きだと思う。
そして先日、衝撃的な出会いをしてしまったのでご紹介します。
北区太平「ラーメンstyle 丸ふ」
北区太平にあります「ラーメンstyle 丸ふ」さんです。以前からずっと気になっていたお店にやっと行ってきました。
メニュー
こちらは代金先払い。お店に入ってすぐのレジで注文とお会計をします。
レジ前で熟考の末、「真鯛とキンキの塩」をチョイス。真鯛とキンキなんて庶民の私にはなかなか口に入る機会ありませんからね。
カウンター8席、ボックス席が3卓ほど。
お会計後にレジ横のお水を持ってボックス席に着席です。(セルフ)
この雰囲気にワクワクしていると10分かからずラーメンがやってきました。
1杯目「真鯛とキンキの塩」 980円
第一声は「なんかすごいの来た!」です。よくある鯛出汁の澄んだスープを勝手に想像していたのですが、出てきて見たら白濁としています。
スープ
白身魚をそのまま飲んでいるかのよう。それでいて塩味が角立たず、丸みのある味わいでマイルド。
真鯛とキンキという白身魚界の王者がW主演している出汁。なんと贅沢な!
吉沢亮と横浜流星のW主演みたいなもん。国宝みたいなもん。ラーメン界の国宝。
自家製麺
自家製麺はしっかりとしたコシがあり食べ応えがあります。小麦の風味も生きてます。
こちらの麺は不思議なんですよ。麺って伸びて来ると食感が悪くなりがちですが(自家製麺は特に)、この麺は全くそんなことにならない不思議。むしろ時間がたって麺にスープが染みこんで余計に美味しさが倍増してくる不思議。
メンマ
メンマは長いのに食べやすい。柔らかく噛みきれるクセのないお味。
柚子胡椒の存在も憎いです。柚子胡椒が添えられているラーメンに初めて出会ったかもしれません。ほんのり溶かしつつスープを味わう幸せ。香り高い風味を麺につけて食べる幸せ。
柚子胡椒一つで表情を変えるラーメン。
ひとくちごとに「美味しい」を通り越して「しみわたる」と言いたくなるラーメンでした。
1週間後再訪
どうしても一番人気の「さばブラック醤油」が食べてみたくて翌週に再訪。
はい、もう丸ふさんのとりこです、私。
そして毎度準備時間前ぎりぎりに訪れて申し訳ないです。
2杯目「さばブラック醤油」 850円
はい、1週間待ってました!いただきます!
第一声は「あー、もうっ!この中太ちぢれ麺に出汁のきいたスープが絡んじゃってもう!」です。
潤沢に使われたサバ出汁にカツオ出汁もしっかりきいて濃口醤油の深いコクと旨みがズンと来ます。これは魚介好きにはたまらない絶妙なバランス。
サバ節を使う店は数あれど、こちらは本気のサバ入り
サバ出汁どころか、もろサバがいるのに、あのサバを食べたときに来るキーンとした嫌な感じがありません。(キーンとした感じだけで伝われ!)
もちろん、魚介出汁特有の雑味も徹底的に排除されていて、サバとカツオと濃口醤油の良いところだけが引き出されています。
しかし、サバなんて足の速い魚をどう処理して煮出してスープにしているのだろう。魚介出汁の雑味を抑えるのは至難の業です。
もうずっとこのまま食べていたい、でも食べるとなくなってしまう、でも食べたい!を無限ループしている「さばブラック醤油」。一生一緒にいてくれや。
「ラーメンstyle 丸ふ」の正体は類稀なる調合師であり麺職人である
美味しいという言葉でひとくくりに出来ない独自性を持ったラーメンたち。
個性の強い素材をここまでバランスよくまとめあげる感性。
出汁が濃いのにうるさくない、素材が主張してるのに喧嘩していない、旨みだけ残して雑味も臭みも取り去る技術力。
調合の技術を極めた出汁界隈の手練れか何かかな、丸ふさんは。
また、妄想してしまうけど、丸ふさんにそばも作ってみてもらいたい。美味しい麺のそばも作れそうだし、出汁も作れそう。きっと、そば屋になっても成功してると勝手に妄想。
店主さんのお話では、「スープももちろん大事だけど、ラーメンは基本的に麺を食べる食べ物だと思っている。スープと麺のバランスを大事にしている」とのことでした。
確かに!ラーメンは麺を食べる食べ物で、スープと麺のバランスが大事!(復唱)
ほんとそう、もう頷きすぎて首もげそう。
某有名製麺会社出身だという店主さん。どうりで麺が美味しいと思いました。本物の麺職人、その道のプロでした。
クセになる丸ふさんのラーメン。
今回も大変美味しくいただきました。ごちそうさまでした!
自家製コーラ
店舗情報「ラーメンstyle 丸ふ」
住所北海道札幌市北区太平7条5丁目7−7営業時間11:00~20:00(LO 19:50)
中休みあり。材料なくなり次第閉店定休日不定休(事前に店内に掲示)