大蔵頼朝商店会 「大蔵」は見どころ満載 史跡と店のマップを配布
源頼朝が開いた「大蔵幕府」があったエリアの商店からなる大蔵頼朝商店会(松永匠一会長)では、史跡と店舗情報をまとめた新マップを作成し、配布を始めている。
同商店会では、2022年にも大河ドラマ『鎌倉殿の13人』放送に合わせ、大河ゆかりの史跡マップを作成。今回は、11月に初開催したマルシェに合わせ、店舗情報も盛り込み完成させた。
「ヨリトモくん」も
マップには、商店会のキャラクター・ヨリトモくん=左写真=が大蔵エリアを満喫する姿も描かれている。
ヨリトモくんが誕生したのは、約10年前。鎌倉宮での祭りで着る商店会のTシャツにイラストを入れようと話が持ち上がった時、イラストレーターの島西太郎さんに白羽の矢が当たった。「商店会のアートイベントに出展したのをきっかけに声をかけてもらった」と島さん。以来、グッズやLINEスタンプの作成など、商店会のPRに協力してきた。
店舗が点在する同商店会では、統一感を持たせるため、ヨリトモくん入りのぼり旗の設置やイベント開催、SNSでのPRなど、活性化に取り組む。「春には桜道の桜も楽しめます」と松永会長。マップは、三条屋大谷商店前などで配布中。