楽しく、地域の交流深める 大豆戸町内会で餅つき
大豆戸町内会(吉田亙会長)の「もちつき大会」が2月16日、八杉神社で行われ、地域の住民約600人が行事を楽しみながら交流を深めた。
コロナ禍の中止を経て一昨年に再開した行事。10時の開始時には、餅の配布場所に長い列ができていた。
訪れた人に地域のイベントを楽しんでもらおうと、町内会や子ども会、民生委員・児童委員など約80人が、受付や案内、警備、餅つきなどの運営面を手伝った。
手伝いには20人程の児童も参加。もち作り体験コーナーでは、体験希望者に丁寧に作り方を説明し、「教えるのも楽しい」と話していた。体験コーナーに参加した子どもたちからは「もちもちしていた」「難しかったけど、きれいにできた」といった声が聞かれた=写真。
地域の回覧板で行事について知り、4歳の子と参加したという母親は、「日ごろ近所との関わりが少ないので、(顔を合わせる)良い機会」と話していた。
「(喉につかえないように)気をつけて食べてね」などと、参加者に声をかけてまわった吉田会長は、「来た人に楽しんで帰ってもらいたいとの気持ち。このような顔の見える取組みは、防犯・防災に役立つはず。これからも毎年行いたい」と、境内に咲く多くの笑顔に目を細めていた。