金メダル過去最高の20個!日本の強さが際立ったパリ五輪が閉幕
8月12日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と、オリンピックについて意見を交わした。
日本はフェンシングもレスリングも強かった
パリオリンピックは日本時間の今日未明、フランス競技場で閉会式が行われ、17日間の祭典が閉幕した。大会16日目の10日には陸上で女子やり投げの北口榛花選手とレスリング女子62キロ級の元木咲良選手が金メダルを獲得した。最終日の11日には、レスリング男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎と女子76キロ級の鏡優翔選手が金メダルを獲得。レスリングは一大会最多の金メダル8つとなり、今大会の日本女子レスリングは実施された全6階級ですべてメダルを獲得した。女子マラソンでは鈴木優花選手が6位に入賞した。
寺島「これはわたくしも見てたんですけれども、6位と言っても自分のベストタイムを出したんですよ。ほかの選手は2時間19分とかの記録を持っている中、2時間24分ぐらいのタイムで頑張ったんですよね」
上念「上位はアフリカ勢ですよね。高地に住んでいるから心肺機能が強化されているという話もあります」
寺島「優勝したのはオランダのハッサン選手ですね」
上念「この人もアフリカ系ですよね」
寺島「ハッサン選手は5000mとかトラック競技でもメダルを取って、中一日か2日ぐらいでマラソンを走って金メダルを取っています」
上念「じゃあ、エースで4番で得点王みたいな、なんでもできてボクシングも強いみたいな感じですね」
寺島「レスリングの日本勢は金メダル8つでした」
上念「柔道より取ってますね。日本はフェンシングもレスリングも強くてフランスは柔道が強い。フランスはフェンシングとか頑張んなきゃダメだろうみたいな気もしますが(笑) 日本はブレイキン女子でも金メダルを取り、スケボーでも強かったですね」
日本の金メダルは日本選手団が目標とした20個に到達。金メダル数はアメリカ、中国に次いで3位となった。海外開催のオリンピックでは最多のメダル数となる45個。(銀12、銅13)これまで金メダルは2004年アテネ大会の16個、総数では2016年リオデジャネイロ大会の41個が最多だった。