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【山鹿市】山鹿のお茶と焼き羊羹に舌鼓。山鹿を知りたいなら「情報発信館 湯のまち茶屋」がオススメ!

肥後ジャーナル

【山鹿市】山鹿のお茶と焼き羊羹に舌鼓。山鹿を知りたいなら「情報発信館 湯のまち茶屋」がオススメ!

山鹿と言えば山鹿ようかん。 もっちりした生地に上品な漉し餡が美味しいけど、山鹿以外ではちょっと見かけにくいお菓子です(賞味期限3日だしね)。 ライターもファンで山鹿に来るたび買っているのですが、道を歩いていたらちょっと気になるお店を見つけました。

焼き山鹿羊羹…?

山鹿初心者さんいらっしゃい!

「情報発信館 湯のまち茶屋」は、さくら湯や千代の園酒造の近く。

築130年の古民家を改装し、2020年オープンしました。 斜めお向かいに「cafe BANANA」さんがあります。 駐車場はお店横に2台分ありますが、満車の際は温泉プラザに駐車してもらえれば、1時間の無料券がもらえます。

元々文化財のお仕事をしていたご店主が、山鹿の文化や魅力を発信したい!と始めたカフェ。 

山鹿の特産品を使ったメニューの中には「山鹿旅ガイド(お茶とお菓子付き)」まであるんです!(予約優先)

店内でお茶をしながら、山鹿の観光案内が聞けるこちらのメニュー、オリジナルガイドブックまでもらえちゃいます。 温泉がてらちょっと観光したい時や、県外からの友人を案内したいけど、山鹿のこと詳しくないんだよな…という時など、めっちゃありがたい! テーブル席は店の奥にもあり、半個室っぽい作りなのでゆっくりできそうです。

山鹿と言えばお茶!

カフェメニューも山鹿推し。

山鹿のお茶を使ったスイーツセットやお茶の飲み比べ、などなど。

あった、焼き山鹿ようかん!「ゆまち」って言うんですね。

注文が入ってから焼き始めるので、先にお茶が来ました。

日本茶の資格をお持ちの奥様が、美味しいお茶の淹れ方をレクチャーしてくれました。

湯冷ましのお茶をゆっくり注ぎ、30秒。

3回に分けてお茶碗へ。最後の一滴まで注ぎます。

お茶の爽やかな甘み! お湯はポットでもらえるので、おかわり自由なのも嬉しいところ。

そして、やってきました「ゆまち」。

焼いた山鹿ようかんを海苔と一緒にいただきまーす!…!!パリッとした海苔に、焼いたことで香ばしさがアップした外側と、とろりとした漉し餡。 お茶と一緒に食べたら、1パック(5個)くらいペロッといけそう。いやいける。

実はこのセットの隠しテーマは、山鹿の文化発展に欠かせない菊池川。 菊池の「松風」、山鹿のお茶とようかん、玉名の海苔と、お盆の上は全て菊池川沿いの地域産。 急須は小代焼(玉名など県北の窯元が多い)なのもこだわりポイントです。

お茶を…食べる?!

お茶もようかんも堪能したところで、〆に行きます。茶葉

飲み終わった茶葉をスプーンですくって酢醤油へ。

これがほろ苦爽やかな、なんとも言えないお味で口の中がさっぱり。 セットのお茶は山鹿で栽培から製造・販売まで自社で行っている茶園のもの(この日は岳間製茶さんの「朝霧」)。

茎のない茶葉だけを使用しているので、口当たりも柔らかです。 「こういう料理です」って言われたらたぶん疑問に思わないくらい美味しかった~! お茶の葉に含まれるビタミンEは水に溶けないので、こうして食べることで摂取できるんだそう。お茶は食べなきゃ!!

お土産品もたくさんあるよ

メニューに使われているお茶やお菓子は、店内でも一部販売されています。

山鹿ようかんは日持ちしませんが、お茶や焼き菓子はお土産にもぴったり。

山鹿に行ったときは、ぜひ立ち寄ってみてください。 ライターも、取材後はいただいたお手製MAPとゆまち(テイクアウト)を手に街道散歩に行ってきまーす!

※記事公開後は混み合う場合がございます。できましたら日を開けてのご利用をお願いいたします。

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