どうやってデリバリーするの? 出前アプリの写真があまりにマンガ盛りな料理を注文 → 実物との違いを検証したらビビった
ウーバーイーツなどを眺めていると、「どうやってデリバリーするの?」と思ってしまうほどのデカ盛り料理写真にちょいちょい出くわす。たとえば、先日私が出前アプリmenuで発見した『旨い男メシ! 特盛がっつり食堂』もそう。
その料理写真は完璧なマンガ盛りで、撮影に相当な力が入っていることが分かる。ただ……実物はどうなのか? 料理とあまりに差があったら逆効果ですぜ? と思いながらタップしてみた。
商品写真の正式な商品名は「ほぼ1kgから揚げご飯セット(ごはん900g 唐揚げ10個)」という。
「ごはん900g」とか「ほぼ1kg」と数字をはっきり出しているところを見ると、料理写真で誤魔化す気はサラサラないようだ。むしろ誠実。
写真からは狂気を感じるが、割と良識的な店なのかも。そう思いながらページをスクロールしていくと……
追加のサイドメニューで唐揚げ60個!?
狂ってるな〜(褒め言葉)。これはヤバい店を見つけてしまったかもしれない。
実際に唐揚げ60個を追加したらどんな状態で運ばれてくるのか? と気になったが、元々ご飯900gとからあげ10個あるところに唐揚げ60個を追加しようものなら、私の胃袋は完全にキャパオーバー。
結果的にもったいないことになるだけだろう……という予感がしたので、今回はサイドメニュー無し。無課金ノーマル装備(1980円)で注文してみることに。
で、届いた「ほぼ1kg唐揚げご飯セット(ごはん900g 唐揚げ10個)」がどんな感じだったかというと……
まぁ、そうなるよね〜という状態で容器に収まっていた。サイドメニューの唐揚げ60個を見て「この店ならガチでマンガ盛りのままデリバリーしかねない」という予感が少ししていたので、中身を見て安心した。
“映え” より配達スタッフの負担軽減を優先させた英断に拍手を送りたい。
ちなみに、ご飯の容器からお茶碗に1膳分入れると上の通り。容器の中のご飯が全然減ってないことが分かるだろう。
そのままご飯をお茶碗の方に移していくと、料理写真のマンガ盛りに近い状態になるのは間違いない。ただ、やったところで食べにくくなるだけだし、途中でヤマが崩れたら大惨事。
なので今回はしなかったが、実際に食べてみて「マンガ盛りの写真は盛ってない」と感じたことは強調しておきたい。
なんてったって、ご飯が多すぎる。容器がオッサンの顔くらいあるとか、おかしいだろ!!
で、ここが重要なのだが、この店はご飯も唐揚げも普通に美味しかった。このようなデカ盛り系の店の場合、正直なところ味がイマイチでネタをボツにしたことが過去に何度かあるのだが、今回は余裕で合格。
クオリティとボリュームを考えたら、1980円はメチャクチャ安いように思う。というか、デリバリーの中で屈指のコスパではないだろうか?
なお、この店では唐揚げ60個以外にも色々とオプションが充実しており、大タコ焼き18個(1480円)やギガ餃子60個(3880円)などが7点まで選択可!
そして、汁物は「3種類まで選択可」!
やっぱりどこか狂っている……けれど気にするな。美味しいから!
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:menu(iOS)
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