食で新たなつながり 辻堂でこども食堂
辻堂団地集会所で17日、「辻堂こども食堂〜地域の食卓〜」が初開催された。この日は、子どもから高齢者まで約50人が参加。ゲームや食事で交流した。
長後地区を拠点に子ども食堂などを行う「ＮＰＯ法人ことりのおうち」と辻堂団地自治会、アレセイア湘南高校フィールドワークカルチャー同好会が協力して開催した。
この日のメニューはカレーで、提供が始まると参加者たちが順番に受け取り和気あいあいと味わった。２人の子どもと参加した30代女性は「子育てをしていると、話し相手が子どもたちだけという時間も多いので、いろいろな人が気軽に集まれる場所はありがたい」と話した。こども食堂は毎月第１・第３金曜日に午後４時から開催。高校生までは無料で、大人は２００円以上の募金で参加できる。同ＮＰＯの高見広海理事長は「地域交流の場として開催していくので、子どもから高齢の方まで気軽に参加してもらえたら」と話す。