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新ジェームズ・ボンド役候補にトム・ホランド、ジェイコブ・エロルディ、ハリス・ディキンソン ─ 30歳未満が検討、アーロン・テイラー=ジョンソンは外れるか

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『ブレードランナー 2049』(2017)や『DUNE/デューン』シリーズのドゥニ・ヴィルヌーヴが監督に就任し、新作映画が本格的に動き出した。目下、シリーズのファンの関心といえば、次期ジェームズ・ボンドを誰が演じるのか?につきるだろう。米によると、3人の俳優が候補だと囁かれているとのことだが……。

2006年の『007 カジノ・ロワイヤル』から2021年の『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで5作にわたってボンドを演じたダニエル・クレイグは前作で卒業。新たなボンドを映像化するにあたって、ヴィルヌーヴは「これは大きな責任が伴いますが、私にとって非常に興奮するものであり、大きな栄誉です」とを寄せている。

主演俳優のキャスティングは現時点では未定だが、関係者の弁によると、Amazonとプロデューサーは30歳未満のイギリス人俳優の起用を検討しているとのこと。そのリストの上位にいるのが、ジェイコブ・エロルディ、トム・ホランド、ハリス・ディキンソンの3名だという。

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『ユーフォリア/EUPHORIA』(2019-)『Saltburn』(2023)で話題を集めたエロルディは、待機作にギレルモ・デル・トロ監督の『フランケンシュタイン』、リドリー・スコット監督の『ザ・ドッグ・スターズ(原題)』と、巨匠とのタッグが控え、キャリアは絶好調。190cmを優に超える長身と、甘くミステリアスな風貌が新ボンドの存在感を高めてくれそうだが、2代目ジェームズ・ボンドとして『女王陛下の007』(1969)に出演したジョージ・レーゼンビーもオーストラリア出身であったことを顧みれば、大きな問題ではないかもしれない。

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『スパイダーマン』シリーズでおなじみホランドは、シリーズ最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が2025年8月にも撮影予定。監督最新作『オデュッセイア(原題)』にも出演するなど、トップ俳優としての活躍を続けるかたわら、ノンアルコールビールブランド「BERO」を展開するビジネスパーソンの顔も持つ。ゼンデイヤとのパートナーシップもあり、親しみやすい印象のホランドがボンド役を演じるとなると、どのような表情を見せてくれるだろうか?

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ディキンソンも、エロルディ、ホランドと並んで、いま最も勢いのある若手俳優の1人。『逆転のトライアングル』(2022)のようなブラック・コメディから『アイアンクロー』(2023)のような重厚なドラマまで、演じるキャラクターや作品の幅広さも秀逸だ。監督デビュー作『Urchin(原題)』もカンヌ国際映画祭で上映され、マルチな才能にも注目が集まっているところ。サム・メンデスが手がけるビートルズの伝記映画では、ジョン・レノン役を演じることがしている。

これまでボンド候補俳優の噂は幾度となく浮上しており、その代表的存在だったのが『ブレット・トレイン』(2022)や『28年後...』(2025)のアーロン・テイラー=ジョンソンと、『マン・オブ・スティール』(2013)や『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015)のヘンリー・カヴィルだ。しかしながらアーロンは現在35歳、カヴィルは42歳という年齢から、30歳未満という要件から外れるのではという見立てのようだ。

憶測の範囲を出ないとは分かりつつも、どの俳優がボンド役を射止めるか予想するのは非常に楽しいもの。今後の流れも注視していきたい。

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