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ママの結婚出産後に変わった! 年末年始の帰省で痛感する「きょうだい」との微妙な関係

コクリコ

年末年始の帰省で痛感するのが、大人になってからのきょうだい関係の難しさ。きょうだいの配偶者、ママの実家の両親との関係、いとこ関係になる我が子ときょうだいの子との比較などモヤモヤ、イライラするエピソードを聞きました。

【ママの実家帰省】リアルな本音をアンケートで見る

「ママの実家帰省にまつわる本音」特集の第3回は、きょうだいとの関係についてお伝えします。結婚し、子どもが生まれて家族が増えていくことは、喜ばしい反面、ときに問題をはらむことも。本記事では、ママ自身のきょうだいとの関係、きょうだいを介した親との関係、きょうだいの配偶者や子ども同士(いとこ同士)での関係について、本音を調査しました。

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に 2024年10月4日~10月18日インターネット上で実施。有効回答数は101件。

※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

ママ自身に子が生まれて 「こんなに変わった!」きょうだいとの関係

コクリコラボでは、「ママご自身のきょうだい、きょうだいの配偶者との人間関係で困ったことやモヤモヤすることはありますか?」というアンケートを実施しました。すると、ママ自身に子どもが生まれたことで、きょうだいとの関係、あるいはきょうだいを通した家族関係に変化が起きたというエピソードが多く集まりました。

いったい、何が変化したのでしょう?

・子育ての考えかたが違う。きょうだいだからこそストレートに話が来るので、傷つくときがある。

特別な存在である「きょうだい」。心を許しているからこその、きょうだいのストレートなもの言いなのでしょうが、大人になって自分の家族を持ったときに突き刺さってしまう経験は理解できます。

・兄がとても裕福な生活をしているため親に比べられて嫌だなと思います。先日も兄家族が全額負担して両親と一緒に旅行に行ったそうです。・出産祝いなどお祝いを包んでもお返しなど毎回ないし、弟の配偶者が家計が苦しいという話をしてくる。

金銭関係、経済状況に関するモヤモヤも寄せられました。友人との関係では触れないデリケートな話題が明らかになってしまうのは、実の家族ならではかもしれません。

・妹がいますが、妹は実家に住んでいることもあり、母親と一緒に文句を言ってくることが多いです。交流はなくお互い連絡はしていません。・妹が育児に口を出してくる。

・妹とは育児の考えかたがまったく違うため、必要最低限の関わりにしてます。母親も妹のことを愚痴るぐらいなので相当かとおもいます。

「妹」との関係があまりよくないという声も。ママと同性であることに関係はあるのか、気になります。

・私のきょうだいたちは、私の実家のすぐそばに住んでいます。私は他県に住んでおり、ふだんの関わりは電話やメールだけです。子どもたち(甥・姪)が小さいうちは、毎日実家が帰宅場所になっており、夕食やお風呂も済ませてもらえていて、子育てや家事などを手伝ってもらっているきょうだいたちがとてもうらやましかったです。私もそうなりたいと切に願ってしまっていました。

住む場所が離れていることで、実家との関わりがほかのきょうだいと違うことから、うらやむ気持ちが出てしまったというケースです。子どもが小さく大変な時期は、特に比べてしまいますよね。

比べてしまうといえば、座談会ではいとこ同士が比べられてモヤモヤしたというエピソードを話してくれたママもいました。

・妹が私の5歳年下、甥っ子は2歳で息子より2歳年下です。家族で集まると「息子くんが2歳のときと比べて、甥っ子くんのほうが早いよね」などと、いとこ同士で発達を比べられるのにモヤモヤしました。私自身も小さいころ、親から妹と比べられていたことを思い出し、同じことがまた息子と甥っ子の間で繰り返されている、ということにいい気持ちがしません。(4歳男の子のママ)

ママの子どもと妹の子どもを比較されたことだけでなく、ママ自身が子ども時代に比較されたことを思い出してしまったとのこと。親子2代にわたってのモヤモヤ、ぜひここで断ち切ってほしいと願わずにはいられません。

義理のきょうだいとの微妙な関係に悩むことも

夫のきょうだい、あるいはきょうだいの妻といった、いわゆる義理のきょうだいへの不満もありました。

・義理の弟夫婦と価値観がまったく違うので、話をすると疲れる。また自慢話が多いのであまりいい気分にならない。

こちらは夫のきょうだいと、その配偶者へのモヤモヤ。家族だから、と本音で話しているのかもしれませんが、自慢話を聞かされ続けるのはつらいですよね。

・兄嫁が若く、家事はしないし、食べず嫌いが多すぎて偏食のため、食事が楽しくなくなることがある。

帰省中は一緒に食事をする機会が多いもの。回数が多くなくても、「食」に関する価値観が違うとモヤモヤしてしまう気持ちはよくわかります。

義理のきょうだいは、ママにとっては血縁がなく遠い関係にもかかわらず、年末年始の帰省などで会う機会が比較的多いという微妙な関係。かなり他人寄りの存在ですが、「家族」として同じ場にいるという特殊な関係なので、モヤモヤが増えるのではないでしょうか。

大人になってからのきょうだい間の関係の難しさ

年末年始帰省で気になる、きょうだいとの関係について聞いてきました。モヤモヤやイライラを集めましたが、もちろんよい関係を築いているきょうだいもたくさんいます。

・弟とめちゃくちゃよい距離感で仲よし。お嫁さんともお互い気を遣いあって、可もなく不可もないというよい関係性だと思う。・兄と妹がいますが、どちらの配偶者とも仲がよく、いつもとてもよくしてもらっているので、困ったことはこれまでありません。

というように、きょうだいやきょうだいの配偶者とうらやましいほどよい関係のママの声も寄せられました。

きょうだいそれぞれが、結婚したり出産したりすることで、きょうだいの配偶者や甥や姪、いとこ同士など、そこに生まれる関係は増えていきます。それだけに、大人になってからのきょうだいの関係は、難しいことが多いのではないでしょうか。

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

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