三宮駅すぐそば『神戸灘八』で元祖ぼっかけませぞばを実食 神戸市
みなさんは神戸のソウルフード「ぼっかけ」をご存知ですか?三宮駅すぐの場所に「ぼっかけ」を使ったまぜそばをいただけるお店『神戸灘八』(神戸市中央区)があると知って取材に行ってきました。
場所は阪急神戸三宮駅、地下鉄三宮駅から歩いて2分ほどのところで、生田神社のほど近くの飲食店が多く並ぶ通りになります。神戸市北区の老舗うどん専門店『八間蔵』で修行したオーナーがうどん屋の看板人気メニュー「すじ香露」をルーツとした「牛すじまぜそば」の専門店として、2017年にオープンされたお店です。
お店に入る前に入口外の券売機で注文するスタイルで気軽に入りやすい雰囲気です。
店内はカウンター席が6席とテーブル席が6人ほど座れるくらいのコンパクトなつくり。カウンターは壁付けなので筆者のように女性客も周囲を気にせず楽しめるのがありがたいです。
同店のまぜそばに使われている「ぼっかけ」とは神戸市長田区のソウルフードで牛すじ肉を出汁で煮込んだもの。明確な料理法はなく、各店独自の「ぼっかけ」が存在するそう。同店では、厳選した良質な牛すじを修行を積んだ『八間蔵』直伝の調理法で煮込み、中華麺に合うようにやや甘辛く仕上げたものとのこと。
「元祖牛すじまぜそば」を筆頭に常時10種類のメニューを販売されています。メニューによっては冷たいものも選べますので季節によって食べ比べるのもおすすめです。
初めてお伺いしたので今回は一番王道の「牛すじませぞば」(温)を注文してみました。温かい中華麺のうえに綺麗に「牛すじぼっかけ・海苔・天かす・青ネギ・卵黄」が並べられています。
「まぜそば」初心者の方も安心。美味しい食べ方の説明書きがあったので素直に真似して食べてみました!①まずはそのまま②途中で卵黄をつぶし、よく絡ませて③調味料を入れて好みの味にカスタマイズとのこと。
まずはそのままいただくと、甘辛く煮込まれた牛すじはとっても柔らかくて思わず白ご飯を注文したくなりました。モチモチ中太麺との相性も抜群です!
そして卵好きの筆者は②の食べ方「卵黄×ぼっかけ」の組み合わせにドハマり!卵黄を絡ませることで、よりまろやかにスルスルっといただくことができます。
もっと濃い味を楽しみたい方はお席に置いてある“秘伝のたれ”を少しずつ追加するのがおすすめです。
同店は【にんにく・わさび・生姜・マヨネーズ・レモン】といった無料トッピングの種類が豊富なので、味変しながら最後まで飽きずに楽しむことができます。
筆者もマヨネーズやタレ・魚粉をトッピングしながら、あっという間に完食!みなさんもぜひ色んなトッピングを使いながらあなた好みの「牛そばまぜそば」を楽しんでみてください。
同店では定番メニューに加えて定期的に期間限定のまぜそばメニューも販売。筆者が取材に訪れた11月初旬に出ていた「神戸スペシャル限定」もボリューミーで美味しそうでした!次回はぜひ期間限定のメニューも楽しんでみたいです。
場所
神戸灘八
(神戸市中央区北長狭通2丁目1-3)