多摩市 地域見守り活動で連携 ガス事業者らと三者協定
多摩市はこのほど、東京ガス株式会社や東京ガスライフバル南多摩株式会社と「地域見守り活動」で連携する三者協定を締結した。締結式には阿部裕行市長と東京ガス株式会社東京西支店支店長の宇賀神俊介さん、東京ガスライフバル南多摩株式会社副社長執行役員の皆川達巳さんが出席し協定書を取り交わした。
この取り組みは市内で活動する民間事業者に、地域の一員となって見守りを行うもので、今回の協定で協力機関は36事業者目となる。協力事業者は、身近な人のちょっとした変化に気づいたらさりげなく声をかけるとともに、支援が必要と感じたら多摩市役所各セクションのほか、消防・警察を含む関係機関などへ連絡するという支え合いの事業となっている。
阿部市長は「普段から地域活動にご協力いただいている両者と見守りに関する協定を結べてとても感謝している」と話すと、宇賀神さんは「協定締結により、身の引き締まる思いがする。地域の発展に欠かせない安全安心を守っていくため、しっかりと貢献したい」と力強く語った。また、皆川さんは「このまちの皆さまから感動をいただくことが私たちの生き残る道。日々お客さまとお会いした時は気にかけるようにして、まちのためになりたい」と述べた。