【動画あり_新潟カンパニーファイル】「林業は、やりがいのある仕事です!」徳永香菜さん(津南町森林組合)
新潟カンパニーファイル_新潟県林業労働力確保支援センター
林業の仕事に就きたい方は注目! 県内で活躍する林業女子の徳永さんを取材しました!
自然相手に、やりがいある仕事として注目される「林業」
大自然のなか、森林に気持ちよく関わることのできる仕事として注目を集めている「林業」。
新潟県は総面積70パーセント近くが森林で、森林組合などの林業認定事業体が全県下で50以上あるという、林業に縁の深い県でもあります。
そんな新潟県で働く林業従事者=「緑の担い手」を目指す人にとって頼もしい存在が、新潟県林業労働力確保支援センター。
県内の各森林組合や林業事業体への就職情報はもとより、講習・研修などによる就職後のキャリアアップなど、林業就業希望者や就業者の支援を実施しています。
新潟県林業労働力確保支援センター HP (https://www.niigata-rinrou.com/)
ただ、「そもそも林業って、どんな仕事をしているの?」と思われる方も少なくないでしょう。
そこで! 新潟県林業労働力確保支援センターより紹介を受け、実際に林業事業体で働く津南町森林組合の徳永香菜さんを取材してきました。
徳永さんは1990年、十日町市生まれ。
以前はまったく別の職業に就いていましたが、縁あって昨年7月に津南町森林組合に就職。
普段は事務などのオフィスワークを担当しながら、山が大好きなご本人の希望もあり、測量補佐といった山の現場の仕事にも少しずつ携わっている「林業女子」のひとりです。
そんな徳永さんがどんな思いで仕事に向かっているのかを聞いた動画インタビュー。
ぜひチェックしてみてください!
林業女子:徳永香菜さん(津南町森林組合)
動画に収めきれなかった徳永さんのコメントも紹介します!
Q.林業の仕事に就いた理由は?
(津南町森林組合の)森林整備部の事務仕事に誘われた時、「今までやったことのない仕事」という意味で興味を持ちました。実家が生産森林組合の一部の山を持っていて、山菜採りにも行くし、山は嫌いじゃない。ただ、林業は男の人の仕事と思っていたので、森林作業員に誘われていたら断っていたかもしれないです(笑)。
Q.そうして就職して1年あまり。この仕事をやってよかったと思うことは?
やっぱり、自然のなかで働けるのが楽しいです! 現場仕事はまだお手伝い程度ですが、整備された山や新しく苗を植えたときなど、森林作業員さんが仕事を終えた山を見ると「すごい仕事だな」と思います。高齢になって自分で山を管理できなくなった山主さんから「毎年、山を整備してくれてありがとう」と電話をもらった時も、地元の人たちの手伝いができる森林組合の仕事って良いなと思いました。私、「ありがとう」の声を聞ける仕事がしたいんです。
Q.地元が好きなんですね。
都会で働いていましたが、地元が好きだから戻ってきました。地元に貢献できる仕事はやりがいがあります。組合の皆さんがいい人たちばかりで職場の雰囲気もとてもよく、毎日、楽しいです!
Q.組合が秋に開催した『森林まつり』ではジオパークトレイル体験を担当し、参加者と山道を歩いたそうですね。
今年で2回目です。昨年のトレイル体験から山への興味が深まりました。山は季節の移り変わりを感じられるのが楽しい。どんどん山の仕事が好きになってきています。林業は最高です! プライベートでも山があるとチェックしてしまいます(笑)。
Q.では、林業の仕事に興味がある人へのアドバイスをお願いします。
森林は地球に必要なものだと思うので、それを守る人たちも必要な存在だと思います。自分たちの未来を守るためにも、一緒に林業をやってくれる人が増えたらいいな。やる気と学ぶ気があれば女性もできる仕事だと思います。
徳永さんも登場する林業就職相談イベント『森林の仕事ガイダンス』、2025年1月25日(土)に新潟市で開催決定(入場無料)!詳しくはこちらをチェック! (https://www.niigata-rinrou.com/applicant/guidance/area_index.html)