ピンクリボンに思い込め 「いじめ絶対許さない」
旭中学校区の小中学校で2月26日、ピンク色のものを身に着けて「いじめ反対」の意思を示す「ピンクシャツデー」に合わせた「ピンクのリボン運動」が行われた。参加したのは旭中、旭小、宮上小、橋本小の児童生徒たち。自分の思いを記したピンクのリボンを1日身に着けることで決意を示し、いじめを許さない気持ちを共有した。
「ピンクシャツデー」は2007年にカナダで生まれた運動。現在は世界的なキャンペーンになっており、日本では毎年2月の最終水曜日と定められている。この運動にならい、「いじめを絶対に許さない気持ち」を広めようと旭中の生徒会が中心となって計画したのが「ピンクのリボン運動」。当日は各校で同生徒会が作成した啓発動画が放映され、「『ありがとう』『大丈夫だよ』などの『ふわふわ言葉』を言おう」「言葉遣いに気を付けよう」「相手の個性を受け入れ考えを尊重しよう」といったメッセージが伝えられた。
運動に参加した宮上小6年1組の児童たちは「ふわふわ言葉をいっぱい使って仲を深めて良いクラスにしたい」「一人ひとりの気持ちを尊重して、みんなでいい言葉をかけ合うことが大事だと思う」などと話した。