黒毛和牛「氷見牛」を食べると「氷見牛」が当たる⁉【11/1~15 氷見牛フェスタ】氷見のブランド食材は寒ブリだけじゃない!
能登半島の付け根に位置する富山県氷見市。県内随一の水揚げ高を誇る氷見漁港があり、「ひみ寒ぶり」「氷見イワシ」をはじめとする豊富な海の幸に恵まれる“魚のまち”として知られます。
が、実は、県内トップクラスの肉牛の産地でもあります。
最高級の黒毛和牛として全国的に名高いのが、氷見牛。「脂肪交雑」、いわゆる“サシ”と呼ばれる部分のバランスが美しく、脂肪の質がよいのが特長です。焼き肉はもちろん、しゃぶしゃぶ、すき焼きなど、上品でありながら濃厚な肉の旨みを堪能できます。
そんな氷見牛を県内外の人にもっと味わってもらたいと毎年開催されているのが「氷見牛フェスタ」。氷見牛を食べると、氷見牛のすき焼き肉や参加店で使える金券が当たるかも!? 1度で2回氷見牛を味わえるチャンスです。
氷見牛フェスタ
概要
氷見牛フェスタ2024
開催日:11月1日(金)~11月15日(金)
問合せ:0766-74-8086(氷見牛ブランド促進協議会 事務局)
期間中、フェスタに参加する氷見牛認定店13店舗で、1500円(税込)ごとの購入または飲食で応募はがきがもらえます。必要事項を書いて応募すると、参加店で使える金券や2万円相当の氷見牛などが抽選で62人に当たります。
●抽選景品
【1等】フェスタ参加店舗で使える金券3万円分/2名
【2等】2万円相当の氷見牛(すき焼き肉)/1名
【3等】フェスタ参加店舗で使える金券1万円分/1名
【4等】指定店舗の金券5000円分または5000円相当の氷見牛(すき焼き肉)/ 55名
【5等】サントリー翠ジンソーダ缶1ケース(350ml 24缶入り)/3名
※景品の発送をもって当選者の発表となります
●先着景品
フェスタ参加店舗で飲食・購入した方の中から、先着100名にハトムギ茶ペットボトル(500ml)をプレゼント
参加店舗
フェスタに参加する氷見牛認定店は13施設。氷見市だけではなく、隣の高岡市や富山駅近くの店もあります。精肉店や焼き肉店のほか、宿泊施設もあるので、氷見に泊まって氷見牛と一緒に朝どれの魚も堪能…なんていうのもオススメです。
氷見牛ってなぜおいしいの?
肉質、サシ、肉の締まりとキメが最高!
神戸牛、松坂牛、米沢牛など、世界的にも高品質の肉として名が知れる和牛。富山県内でも氷見牛をはじめとして、豊かな水や厳選したエサを与えて大切に育てた「とやま牛」があります。年間の出荷数は約1000頭、上質な脂と赤身のバランスがよく、舌触りがきめ細やかで、上品なのにリーズナブルでしっかりした味わいを楽しめます。
なかでも氷見牛は、肉質、脂肪交雑(サシ)、肉の締まりとキメが揃っていて、全国のブランド牛と比較してもひけをとらないといわれています。
氷見牛全体の上位等級(A4ランク以上)の平均が85%を超えることからも、高い肥育技術が評価されています。
おいしさの秘密は生産者の努力と愛情
氷見牛が肥育されているのは、静かな山間地。
山間から湧き出る清水が牛の胃に存在する微生物を活性化させる働きがあり、消化不良を減少させる効果があるのだそう。
なかでも生産者がこだわるのは、肥料。
肉の旨味は脂肪の質で決まります。不飽和脂肪酸が多いこと、特にオレイン酸の含有量が多いほどおいしいという研究結果が報告されていて、オレイン酸をいかに増やすかがポイントなんだそう。
「肥育は何十年やっていても『これでいい』ということはない。同じ飼料メーカーに頼んでも、その年その年で違うことがあるため、いつも同じというわけにはいかない。常に勉強です」(生産農家)
氷見牛のローストビーフの昆布〆もオススメ
氷見の自然環境と生産者のたゆまぬ努力から生み出される贅沢な味わいを楽しむなら、焼き肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きはもちろんなんですが、ローストビーフの昆布締めもオススメ。
北前船の歴史とともに富山の食文化として根付き、魚などの食材をおいしく食べる知恵とされる「昆布締め」。昆布で包んで寝かせることで、昆布が食材の余分な水分を吸い取ってくれて身が締まり、逆にグルタミン酸などの昆布の旨みが食材へと移って、おいしさが増します。
魚はもちろん、肉や山菜などの食材も昆布との相性は抜群。氷見牛ローストビーフの昆布締めは、焼き肉やすき焼きなどとはまた違う肉の旨みと質感を楽しめます。