【松戸市】地域と人と人をつなぐ川のように。「坂川ながるるプロジェクト」始動!
松戸駅周辺のまちの活気やにぎわいの創出、 まちに暮らす住民と一緒に春雨橋親水広場 (千葉県松戸市松戸1810-1)の理想的な使い方を模索するため、同広場を中心にイベント(実証実験)を開催します。
約2年間にわたる地域プロジェクト
にぎわう松戸駅から少し歩くと景色が一変。地域の人々の思いから蘇った坂川の隣、自然と情緒を感じる「春雨橋親水広場」をみんなで育てようというのが「坂川ながるるプロジェクト」。
市と民間企業がタッグを組み、今年6月〜2026年3月の約2年間で、持続可能なまちの変化を促す実証実験を行います。
この場所に流れる昔からのつながりや背景をくみ取りながら、将来の広場やまちのあり方を地域の人々と共に話し合い、形づくることを目指しています。
「地域のなか」を皆でつくっていく機会
地元の人が大切にしてきたものを尊重し、新たに参画した人たちのアイデアを聞きながら企画が進み、第1弾として9月末に「自分の好きでまちに関わろう〜ハローガーデンに学ぶ、みんなで試せる広場の活かし方〜」を開催。
10月末には、かつて松戸にあった映画館「松戸輝竜会館」の記憶を呼び起こし、親子で楽しむ野外映画祭「坂川ながるるシネマ」、まちの本屋さんなどが集まる「坂川ながるるブックマーケット」が行われました。
今後も、さまざまなバリエーションを模索しながらイベントの企画を進めていくとのことです。
「やってみたい」初めの一歩を後押し
今回、市とタッグを組む有限会社トノコーポレーション(omusubi不動産)の殿塚さんは語ります。
「このプロジェクトは、すでに市内で活動している人だけでなく、音楽やアートで表現をしてみたい、手作り品を販売してみたい、それを手伝いたいなど、さまざまな人がいて実現できます。一歩踏み出してみると、自分の町が『意外と楽しいかも』と発見できる機会があると思うので、一緒に何かできたらうれしいです。それを市が応援してくれる状況も稀有(けう)なので、ぜひ生かしてもらえたら」。
出展者や主催者などスタッフ側にも、参加者側にもなれる、垣根のない関係性が新しく魅力的です。
どんな関わり方ができるか、公式noteで確認を。
年明け1月には、18日(土)に「まちなか映画館〜最小単位の上映会をつくろう〜」、25日(土)に「まちの居場所を自分でつくる〜DIYでストリートファニチャーデザイン〜」が予定されています。
予約に関しては問い合わせ、または公式SNSで確認を。
(取材・執筆/ぴ〜なつ)
※問い合わせ
電話番号/047-366-7086
松戸市役所都市再生部松戸駅周辺整備振興課
公式note/https://note.com/sakagawanagaruru/n/n4a56a07a9960
公式SNS/https://lit.link/sakagawanagaruru